「社会力養成講座」業界を知るコースレポート

2009年度10月より,複合文化論系学生限定「『社会力』養成講座」が開講されました。「業界を知る」コースでは,一線の人事担当等の役職者の方々に,「複合文化論系学生に求められるもの」についてレクチャーしていただいています。

第1回目 「航空会社が求める人材像(総合職、一般職、関連会社)」

第1回目(10月19日)は,「航空会社が求める人材像(総合職、一般職、関連会社)」のテーマで,加藤彰先生(株式会社JAL スカイ東京常務取締役/桜美林大学ビジネスマネジメント学群エアライン・ビジネスコース講師)にお話をいただきました。

まず,会社という構図,会社の人間関係,会社が期待する人材,成果中心主義の問題点と今後の評価のありかたなど,社会共通の知識をお教えいただき,それから「航空会社が求める人材像」をお話ししていただきました。航空会社の価値観・必要とされるスキルなどのほか,航空会社の面接ポイントといった具体的な話もしてくださいました。

業界を知るコース第1回目業界を知るコース第1回目業界を知るコース第1回目

第2回目 「今、社会が求める人材像―新卒で終わらない将来への展望」

第2回目(10月26日)は,「今、社会が求める人材像ー新卒で終わらない将来への展望」のテーマで,堀太郎先生(株式会社キャリア・ビルド・コミュニティ代表取締役)にお話をいただきました。

企業から依頼を受け,人材を探すという職務の視点から,社会が求める人間像についてお話しくださいました。キャリアとは,地位や資格(外面的な価値)ではなく,創造し成長する個性の軌跡であるという立場から,まず自分自身を見つめ,自分とは何かを知ることで,自分のキャリアを積み上げてゆくとお教えくださいました。

業界を知るコース第2回目業界を知るコース第2回目業界を知るコース第2回目

第3回目 「航空会社が求める人材像2(専門職、GA、CA等)」

第3回目(11月9日)は,「航空会社が求める人材像2(専門職、GA、CA等)」のテーマで,渡邉武憲先生(前JALエクスプレス代表取締役社長(現顧問))にお話をいただきました。

まず,航空産業の成り立ちと日本の航空産業の発展,そしてJALエクスプレスの誕生の経緯をお教えくださいました。設立当初は収益が大きな赤字であったJALエクスプレスが,黒字に転換するに至った「挑戦」の中身,そして厳しい情勢にある航空産業において,JALエクスプレスがどのような展望と課題を持っているのかをお話しくださいました。

業界を知るコース第3回目

第4回目 「企業人事が求める『社会力』」

第4回目(11月16日)は,「企業人事が求める『社会力』」のテーマで,島村隆志先生(株式会社ナイキジャパン人事本部本部長)にお話をいただきました。

まず社会で生きていく上で基本となる力と,それをいかに発展させてゆくかということをお話しくださったのち,企業人事はどのように人材のポテンシャルを見るかということを,ご自身の経験談を交えて教えてくださいました。日系と外資系のウソ(迷信)とホント(真実)など,就職活動に向けて具体的な情報も多くお話しくださいました。

第5回目 「社会人像―キャリア形成の実例から学ぶ―」

第5回目(12月7日)は,「社会人像―キャリア形成の実例から学ぶ―」のテーマで,藤井久仁子先生(株式会社エムティーアイ コーポレート・サービス本部人事部長)にお話をいただきました。

藤井先生自身のご経験を元に,社会人としてどのようにしてキャリアを形成してゆくのかをお話ししていただきました。予期せぬ出来事を積極的,肯定的にとらえるためには,どのような力が必要かということをご教示くださいました。また,出産・子育てとキャリアアップの両立といった問題にも,実例をあげてお話しくださいました。

 

こうして,2009年内の「業界を知る」コースの講義は,すべて終了しました。さまざまな業界,そのなかでも一線の企業の方々のお話を聞くことができるという,非常に有意義な講義でした。ご講義くださった先生方に,あらためて深く御礼申し上げます。

2010年も,「業界を知る」コースは開講予定です。就職活動中の3・4年生のみなさんはもちろん,今後就職活動にのぞむ2年生のみなさんにも,一線の企業の方々のお話を聞くことは,きわめて有意義であることは間違いありません。今後,ますます多くの複合文化論系の学生の参加をお待ちしております。

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