早稲田大学 文化構想学部 複合文化論系

現代日本語（共通語と地域言語）のいろいろな面を取りあげて検討する。秋学期に扱うテーマは、現代日本社会と日本語をテーマとする内容である。教科書、田中章夫著『日本語スケッチ帳』（岩波新書）に取りあげられた問題を、各班ごとに割り当てを決めて検討し、その成果を発表するという形で進めていく。それによって、現代日本の歴史や共通語と地域言語についての理解を深めたい。

1:
第1回　日本地域言語研究1「現代日本社会と日本語2」の構想
授業の進め方、班分けやそれぞれの分担について決定する。
2:
第2回　教科書「まえがき」「あとがき」
それぞれのテーマについて検討する前に、教科書の「まえがき」と「あとがき」を読んで、全体の構想を確認する。
3:
第3回　第1章「ニホン語は、いま」についての発表と討論
第1班の発表と討論
4:
第4回　第2章「揺れ動く言葉」についての発表と討論
第2班の発表と討論
5:
第5回　第3章「人名と地名」についての発表と討論
第3班の発表と討論
6:
第6回　第4章「東のことば、西のことば」についての発表と討論
第4班の発表と討論
7:
第7回　第5章「外国語から外来語へ」についての発表と討論
第5班の発表と討論
8:
第8回　第6章「スポーツのことば」についての発表と討論
第6班の発表と討論
9:
第9回　第7章「翻訳の世界」についての発表と討論
第7班の発表と討論
10:
第10回　第8章「文体・表現・敬語など」についての発表と討論
第8班の発表と討論
11:
第11回　第9章「語法と用事の諸相」についての発表と討論
第9班の発表と討論
12:
第12回　第10章「変身するコトバ」についての発表と討論
第10班の発表と討論
13:
第13回　差別語について（その1）
教員による問題提起と討論
14:
第14回　差別語について（その2）
教員による問題提起と討論
15:
第15回　まとめと理解度のチェック
内容のまとめと教場レポート