複合文化論系演習(植民地主義と人類学)
基本情報
- 科目名
- 複合文化論系演習(植民地主義と人類学)
- プログラム
- 文化人類学
- 授業タイプ
- 演習
- 担当教員
- 教員、寺崎秀一郎
- 曜日
- 火曜日
- 時限
- 2時限
- 教室
- 33-436
- 授業シラバス
- [シラバスへのリンク]
授業概要
狭義の植民地主義とは、端的に言えば、19世紀~20世紀中葉までの列強諸国による植民地支配の正当性を支持する言説・政策等を指すが、人類学の誕生と発展はこの植民地主義と無関係ではない。また、現在、地球上に「植民地」が存在しないことは周知の事実であるが、20世紀の負の遺産とも言うべき植民地支配の残滓は、現代にも色濃く存続し、新植民地主義とも称され(たとえば、旧宗主国と旧植民地の関係)、“固有”の文化は変容したり、創造され、継承されており、植民地主義は過去の遺物ではない。こうした状況下で、人類学は植民地主義との「共伴関係」に対する自己批判も含め、世界を理解する学問として歩み、現在に至っている。さらに、グローバル化が進む現代においてはヒト・モノ・情報が従来の枠組みを容易に越境することによって、文化とその担い手は新しい局面に対峙せざるをえず、人類学が培ってきた「知」の果たす役割は増してきたとも言えるだろう。本演習においては、人類学の歩んだ道のりを概観した上で、事例研究を通じて、植民地主義と現代の関わりについて人類学的視座から考える。
授業計画
第1回:オリエンテーション
第2回:植民地主義と文化人類学
第3回:テーマ設定と分担
第4回:研究報告と討議
第5回:研究報告と討議
第6回:研究報告と討議
第7回:研究報告と討議
第8回:研究報告と討議
第9回:研究報告と討議
第10回:研究報告と討議
第11回:研究報告と討議
第12回:研究報告と討議
第13回:研究報告と討議
第14回:研究報告と討議
第15回:まとめ
第2回:植民地主義と文化人類学
第3回:テーマ設定と分担
第4回:研究報告と討議
第5回:研究報告と討議
第6回:研究報告と討議
第7回:研究報告と討議
第8回:研究報告と討議
第9回:研究報告と討議
第10回:研究報告と討議
第11回:研究報告と討議
第12回:研究報告と討議
第13回:研究報告と討議
第14回:研究報告と討議
第15回:まとめ