複合文化論系演習(コミュニティとナショナリズム)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(コミュニティとナショナリズム)
プログラム
文化人類学
授業タイプ
演習
担当教員
山崎隆広、教員
曜日
金曜日
時限
4時限
教室
31-203
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

近代以降に生じたとされる「国家(ネーション)」そして「ナショナリズム」という概念系は、近年のグローバル化の加速とともにその存在価値を失うどころか、むしろわれわれの日常にとってより切実な問題として前景化してきているように見える。それと同時に、われわれの生活における最も身近な基盤といえる「コミュニティ」の存在を見直す動きも高まってきている。国家、地域、愛国心等、現代的かつ普遍的と思われる問題を、〈戦後〉〈サブカルチャー〉〈メディア〉といった視点から考えていきたい。

授業計画

1:
第1回
オリエンテーション(本講義の目的と概要)/本講義の目的と概要について説明します。教員、学生自己紹介。
2:
第2回
文献講読:大塚英志「物語消費論の基礎とその戦略」、「脱政治化するサーガ」(『物語消費論改』より)
3:
第3回
文献講読:丸山眞男「超国家主義の論理と心理」(『丸山眞男セレクション』より)
4:
第4回
文献講読:ベネディクト・アンダーソン『定本 想像の共同体』I
5:
第5回
文献講読:ベネディクト・アンダーソン『定本 想像の共同体』II
6:
第6回
文献講読:ベネディクト・アンダーソン『定本 想像の共同体』III
7:
第7回
文献講読:ベネディクト・アンダーソン『定本 想像の共同体』IV
8:
第8回
文献講読:ベネディクト・アンダーソン『定本 想像の共同体』V
9:
第9回
文献講読:ベネディクト・アンダーソン『定本 想像の共同体』VI
10:
第10回
文献講読:ベネディクト・アンダーソン『定本 想像の共同体』VII
11:
第11回
文献講読:ベネディクト・アンダーソン『定本 想像の共同体』VIII
12:
第12回
文献講読:ベネディクト・アンダーソン『定本 想像の共同体』IX
13:
第13回
文献講読:ベネディクト・アンダーソン『定本 想像の共同体』X
14:
第14回
文献講読:ベネディクト・アンダーソン『定本 想像の共同体』XI
15:
第15回
総まとめ:ディスカッション