複合文化論系演習(現代哲学の諸相)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(現代哲学の諸相)
授業タイプ
演習
担当教員
陶久明日香
曜日
火曜日
時限
3時限
教室
31-106
授業シラバス
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授業概要

 ・この演習では、ハンナ・アーレントの「独裁体制のもとでの個人の責任」(『責任と判断』所収)とエーリッヒ・フロム「人間-狼か羊か」、「「激情」の種々の形態」(『悪について』所収)といった小論を講読することを通じて、現代における諸問題を、(政治思想や精神分析を含む広義での)現代思想の観点から考察することを試みる。
 ・毎回、担当者を決め、順番に割り当てられた箇所をレジュメにして発表していく。その発表内容をベースとして、教員による補足説明、履修者全体での議論などを行う。
 ・随時、授業の終わりにはコメントペーパーを書いてもらう。
 ・講読を終えたあと、最後の数回は半期のまとめとして、現代ドイツの映画を鑑賞しつつ、講読を通じて確認された両者の考えがどのような場面に見出されるのかの確認を行うと共に、理解の定着を図る。

授業計画

第1回 ガイダンス 授業の方法についての説明と、アーレントならびにフロムについての紹介
第2回 アーレント 講読1回目
第3回 アーレント 講読2回目
第4回 アーレント 講読3回目
第5回 アーレント 講読4回目
第6回 アーレント 講読5回目
第7回 アーレント 講読6回目
第8回 アーレント 講読7回目
第9回 フロム 講読1回目
第10回 フロム 講読2回目
第11回 フロム 講読3回目
第12回 フロム 講読4回目
第13回 授業のまとめ1(現代ドイツ映画をもとに)
第14回 授業のまとめ2(現代ドイツ映画をもとに)
第15回 授業のまとめ3 コメントペーパーのフィードバック