複合文化論系演習(東アジアの文化遺産)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(東アジアの文化遺産)
副題
オリエンタルさと異国情緒を伝えるもの
授業タイプ
演習
担当教員
楢山満照
曜日
水曜日
時限
5時限
教室
32-227
授業シラバス
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授業概要

 現代社会において、グローバル化とは、往々にして西洋文化を基軸とした文化体系への同調、とイメージされがちであるように見受けられますが、その逆のベクトルをもつ事例も多々あります。この演習では、芸術や宗教など過去の文化交流の事例にとどまらず、サブカルチャーやオタク文化といった現代的な現象、さらには落語や漫才といったかたちをもたない話芸も含めて、まず受講生に自身の興味と感性にしたがって「これぞ東アジアの文化遺産」というものを選定してもらいます。その後、関連する資料を探し出し、異文化圏との影響関係や社会的影響を整理し、自分なりの考察を加えてその魅力や問題点をプレゼンテーションというかたちで発表してもらいます。毎回、発表者から提示された題材をもとに、受講生間の議論を通して「オリエンタルさとは何か」を考えながら、ナショナル・アイデンティティに関する考察をおこなっていきます。

授業計画

第1回 オリエンテーション
この演習の目的や進め方について説明します。

第2回 導入 その1
具体的に、世間で一般的に認められている「東アジアの文化遺産」にはどのようなものがあるのか。また、それはどのような社会的影響をもつもので、どのようなイメージをもたれているのか。担当教員がいくつか例をあげたのち、受講生とともに討議していきます。

第3回 導入 その2
テーマの設定と問題へのアプローチの方法について、担当教員のプレゼンテーションを例にして提案していきます。

第4回 導入 その3
担当教員によるによるプレゼンテーションとディスカッション。

第5回 発表と議論 その1
受講生によるプレゼンテーションとディスカッション。

第6回 発表と議論 その2
受講生によるプレゼンテーションとディスカッション。

第7回 発表と議論 その3
受講生によるプレゼンテーションとディスカッション。

第8回 発表と議論 その4
受講生によるプレゼンテーションとディスカッション。

第9回 発表と議論 その5
受講生によるプレゼンテーションとディスカッション。

第10回 発表と議論 その6
受講生によるプレゼンテーションとディスカッション。

第11回 発表と議論 その7
受講生によるプレゼンテーションとディスカッション。

第12回 発表と議論 その8
受講生によるプレゼンテーションとディスカッション。

第13回 発表と議論 その9
受講生によるプレゼンテーションとディスカッション。

第14回 発表と議論 その10
受講生によるプレゼンテーションとディスカッション。

第15回 まとめ
演習全体の内容を総括しながら、東アジアの異国情緒とナショナル・アイデンティティについて討議していきます。