複合文化論系演習(現代フランス思想)
基本情報
- 科目名
- 複合文化論系演習(現代フランス思想)
- 副題
- フーコー『知の考古学』を読む
- 授業タイプ
- 演習
- 担当教員
- 西山達也
- 曜日
- 木曜日
- 時限
- 1時限
- 教室
- 31-204
- 授業シラバス
- [シラバスへのリンク]
授業概要
現代フランスの思想家ミシェル・フーコーの『知の考古学』(1969)をとりあげ、じっくり味わって読解する。
このテクストは「知」をめぐるフーコーの独自の考察であるにとどまらず、人文知のありかたそれ自体を刷新しようとする試みであった。そのためにフーコーが打ち出しているのが「考古学」の構想であるが、本演習では、この構想を通じていかなるかたちで「根源(アルケー)」への接近が企てられてるのかを精査する。
また、本演習では、フーコーによる問いかけが、20世紀の諸思想(フッサール、ハイデガー、ドゥルーズ、デリダ、等)とどのように関係し、隣接領域(人文諸科学、自然科学、芸術、宗教等)にいかなる影響を与えたかについても概観したい。
このテクストは「知」をめぐるフーコーの独自の考察であるにとどまらず、人文知のありかたそれ自体を刷新しようとする試みであった。そのためにフーコーが打ち出しているのが「考古学」の構想であるが、本演習では、この構想を通じていかなるかたちで「根源(アルケー)」への接近が企てられてるのかを精査する。
また、本演習では、フーコーによる問いかけが、20世紀の諸思想(フッサール、ハイデガー、ドゥルーズ、デリダ、等)とどのように関係し、隣接領域(人文諸科学、自然科学、芸術、宗教等)にいかなる影響を与えたかについても概観したい。
授業計画
初回~数回目の授業までは、西山がガイダンスおよび解説をおこなう。その後は毎回担当者を決め、テクストを熟読する。