感性文化ゼミ(日本の美意識) (春学期)

基本情報

科目名
感性文化ゼミ(日本の美意識) (春学期)
授業タイプ
ゼミ
担当教員
陣野英則
曜日
火曜日
時限
3時限
教室
31-204
授業シラバス
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授業概要

 遠い過去から現代にいたるまで、日本の諸文化を生成した人々、またそれらを積極的に享受した人々はどのような感性をはたらかせ、またどのような美意識をもっていたのだろうか。このゼミでは、感性と美意識とを手かがりにしつつ日本文化の特質について考えてゆく。あわせて、学生相互の討論と教員の指導を通じ、おのおのの研究テーマを確立してゆく。
 考察の対象は、古典から近現代の文学、藝能、藝術、思想などはもとより、近年のサブカルチャーなどにまでわたることがありうるし、アプローチのしかたも多岐にわたってよいのだが、このゼミにおいては、特に次の①~③の点を重視しながら、各人の研究テーマを明確なものにしてゆく。
 ① 前近代の文化におけるものの見方、感じ方、考え方をおさえることに努める。
 ② 近代以降、西欧の文化(特に言葉・観念・思想など)との接触がもたらしたものを意識する。
 ③ 日本文化が海外でどのようにみられ、また受容されているのかということをとらえる。
 春学期は、特に①を重視して関係する文献をとりあげ、3年生に発表してもらう。 また、4年生についてはゼミ論の中間発表が課される。

授業計画

 以下のように計画している。
 ①4/9 オリエンテーション
 ②4/16・③4/23・④5/7  前近代の日本文化に関する重要文献の紹介と解説(1)~(3)
 ⑤5/14・⑥5/21・⑦5/28・ ⑧6/4  【4年】ゼミ論構想発表(1)~(4)
 ⑨6/11 【3年】大和絵と漫画、【4年】ゼミ論構想発表(5)
 ⑩6/18 【3年】日本の服飾・装束、【4年】ゼミ論(一部)の研究発表(1)
 ⑪6/25 【3年】日本における死生観、【4年】ゼミ論(一部)の研究発表(2)
 ⑫7/2 【3年】国学と日本の近代、【4年】ゼミ論(一部)の研究発表(3)
 ⑬7/9 【3年】日本文化と天皇、 【4年】ゼミ論(一部)の研究発表(4)
 ⑭7/16 【3年】日本社会の同調圧力、【4年】ゼミ論(一部)の研究発表(5)
 ⑮7/23 【3年】研究計画に関する確認など、【4年】ゼミ論(一部の)研究発表(6)