アジアのジェンダーとセクシュアリティ

基本情報

科目名
アジアのジェンダーとセクシュアリティ
授業タイプ
講義科目
担当教員
國弘暁子
曜日
木曜日
時限
4時限
教室
36-581
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

 ジェンダー研究の領域において、非西洋社会に生きる人々のジェンダーやセクシュアリティはどのように記述されてきたのか。この授業では、西洋の研究者たちによって特殊なジェンダーとして取り上げられてきたインドのヒジュラに関する事例を中心に、西洋の帝国主義的発想が与えた非西洋社会のジェンダー、セクシュアリティに係わる研究のあり方について学び、さらには、ジェンダー研究と他の研究領域(宗教やエスニシティ)との関連性について考えることを目的とする。

授業計画

第1回
オリエンテーション(本講義の目的と概要)

第2回
ジェンダー概念の構築

第3回
セクシュアリティ概念の変容

第4回
もう一つのジェンダーという考え方と問題点

第5回
インドのヒジュラ、もう一つのジェンダーか?

第6回
もう一つのジェンダー説を覆すフィールドワーク1

第7回
もう一つのジェンダー説を覆すフィールドワーク2

第8回
コロニアリズムとジェンダー1

第9回
コロニアリズムとジェンダー2

第10回
コロニアリズムとマスキュリニティ

第11回
北米先住民のベルダーシュ、もう一つのジェンダーか?

第12回
ジェンダーと同一性

第13回
ジェンダーとエスニシティ1

第14回
ジェンダーとエスニシティ2

第15回
まとめ