2009年度 春期開講授業一覧

「 アイデンティティ 」

選択条件をリセット
  • 2009年度 春期
  • 月曜日 6限

複合文化論系演習(移民社会と地域文化)

担当教員
: 渡辺愛子
授業タイプ
: 演習II
教室
: 戸山 32-227
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 文化||アイデンティティ

Jean Rhys(1894-1979)は、西インド諸島のイギリス領ドミニカ出身の小説家である。彼女は10代でイギリスに渡り、結婚後はパリに住んで小説活動を行っていたが、彼女の名前を一躍有名にしたのが、彼女が70歳を過ぎてから出版された自伝的要素の濃い小説Wide Sargasso Sea (1966)である。この作品は、Charlotte BrontëのJane Eyre (1847)に登場する西インド育ちの狂人ロチェスター夫人の物語であり、いわばJane Eyreを「裏側」から読めるという面白みだけでなく、それ自身がポストコロニアル的な視点に根ざした「インター・テクスチュアリティー(間テクスト性)」を体現しているという点で注目に値する。
この授業では、Rhysが宗主国の文学でしかも英文学の正典(canon)であるJane Eyre をどう解釈し、どのような意図を持ってWide Sargasso Seaを生み出したのか、おもにポストコロニアリズムの観点から考察する。作品およびその評論、作者の伝記を手がかりに、カリブ地域の移民社会の状況が、人間のアイデンティティ形成にどのような影響を与えているのか議論することになるだろう。

  • 2009年度 通年
  • 木曜日 6限
  • 感性文化プログラム

感性文化ゼミ2(仮面/欲望/アイデンティティそして美)

担当教員
: 酒井紀幸
授業タイプ
: ゼミ
教室
: 戸山 31-01
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 仮面||欲望||アイデンティティ||美

4年次に課されたゼミ論文執筆のための基礎力の育成と思考力の形成を目指します。次の3つのカテゴリーのいずれかにおいて能力を開発したいと考えている方が参加されることを希望します。
1)プロジェクト型:文化「構想」学部にふさわしい企画を3年・4年次を通して立案、応募、実施する。コミュニティや地域への提言等を積極的に行っていただきます。
2)フィールドワーク型:社会や文化にかかわる理論や調査を前提として、そのリサーチ・フィールドを設定し、研究する。
3)批判理論型:表象的領域を批判的に検討し、文化に関わるメタレベルでの理論や新たなパラダイムを構築・研究する。
これら3つに関わるキーワードは、以下のとおりです。
社会貢献、感性コミュニケーション、ホスピタリティ、癒し、ボディ・イメージ、都市、日常と非日常、衣・食・住、建築、仮面、欲望、アイデンティティ、グローバル化、ナショナリズム、権力、資本、サービス、商品、マーケット、芸術、アート、音楽、美、愛、死、宗教、祈り、神、哲学、美学、「異」文化研究、メディウム論、時間と空間、正義、罪、メンタリティ 等
こういった言葉は、一見ばらばらに思われるかもしれませんが、じつは相互に密接に関わっています。
なお毎回の初めに、内外の新聞、雑誌、著作、テレビ、映像について毎回レポート・議論する機会を持ちます。一つの問題が、海外のメディアでどのように異なって理解されているか、といったことも考えてみましょう。

  • 2009年度 春期
  • 木曜日 6限
  • 異文化接触プログラム

複合文化論系演習(民族アイデンティティ論)

担当教員
: 井桁貞義
授業タイプ
: 演習I
教室
: 戸山 36-582
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 文化||アイデンティティ||民族

世界の諸国家の文化的アイデンティティはどのように形成されているのでしょうか。
トルコやロシアのアイデンティティの揺れも視野に入れながら、特に日本の文化的アイデンティティについて考えていきます。世界の文化の文脈に置いた時、「日本」文化はいかなる特質を持つのでしょう。この授業は「日本らしさ」について「他文化」に属する人々とともに/に対して語れるような論理、実証、プレゼンテーションの能力を身につけることを達成目標とします。

  • 2009年度 春期
  • 水曜日 6限
  • 文化人類学プログラム

複合文化論系演習(民族文化論)

担当教員
: 寺崎秀一郎
授業タイプ
: 演習II
教室
: 戸山 31-102
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 民族||文化||アイデンティティ||文化人類学||人類学||言語

文化や民族という概念はア・プリオリに存在するものではなく、それらを担う人間集団によって歴史的に形成されたものであり、自己と他者との差異に基づく分類ということになる。この差異、すなわち、文化や民族を規定するものは何だろうか。たとえば、言語は文化や民族集団を識別する手がかりとはなるが、現実には、同一民族集団としての認識を持ちつつも、異なる言語を使用している例、あるいはその逆、なども知られていることから、言語は自らの文化や民族と他と識別する「アイデンティティ」としては不十分である。
 そこで、本演習では、文化や民族を規定する「アイデンティティ」として世界認識の方法に着目し、その歴史的背景や自然環境、場合によっては隣接する他集団との関係、あるいは、世界の秩序を説明するためのマニュアルとしての神話などについて、各地の事例を比較検し、「アイデンティティ」の生成と受容について文化人類学的なアプローチによって明らかにする。

  • 2009年度 通年
  • 木曜日 6限
  • 文化人類学プログラム

文化人類学ゼミ2(ジェンダーと文化人類学)

担当教員
: 山本まゆみ
授業タイプ
: ゼミ
教室
: 戸山 31-102
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: ジェンダー||文化人類学||アイデンティティ||身体||セクシュアリティ||

本ゼミでは、文化人類学の根幹をなす「文化」という概念の意味を問い直し、文化概念の再構築の可能性を探ることを目標とする。文化概念の再構築のキーワードは、アイデンティティ、主体、自己、エイジェンシー、身体、セクシュアリティ、ジェンダー、家族、ファッション、スポーツ、サブカルチャー、言説、パフォーマティヴィティ、境界性、パロディ、ネットワーク、コミュニティなど。その際、ジェンダー/セクシュアリティ・スタディーズのみならず、カルチュラル・スタディーズ、ポストコロニアル理論など、文化人類学に影響を与えた流れを視野に入れつつ、現代文化の複合的な諸相を解明することを目指す。
 本ゼミでは、国際的視野を広げるため、海外の大学と国際共同ゼミを行う。海外の大学より、文化人類学、特に、日本研究をテーマにフィールドワークを行っている教員及び大学院生が来日する。 本ゼミでは、これらの研究者が毎年数回、ゲストスピーカーとして登場し、ゼミの議論に加わる予定である。こららの国際交流により、互いの文化人類学研究及び、ゼミ論作成に刺激を与えあうことを目指す。 現在進行中の国際共同ゼミの模様は、関連URLの「国際共同研究」にて公開しているので、参照のこと。

複合文化論系のイベント

第6回 食の履歴書開発プロジェクト「食文化のかたちをみちびく講演会」シリーズ
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早稲田大学 文化構想学部 食の文化研究会公式サイト
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