2009年度 春期開講授業一覧
「 神末武彦 」
選択条件をリセット- 2009年度 春期
- 木曜日 6限
-

<さらす/覆う>の構造学
- 担当教員
- : 酒井紀幸||青木律||かづきれいこ||神末武彦||小沼純一||清水哲朗||田口淑子||中島智章||山本恵子||渡辺万里
- 授業タイプ
- : 講義科目
- 教室
- : 戸山 36-681
- 授業シラバス
- : [シラバスへのリンク]
- Keywords
- : 文化現象||文化
文化現象の根本構造を検討することがこの講義の課題です。たとえば、化粧で肌を「覆うこと」と素顔の肌を「さらす」こととは、それぞれのコンテクストによってさまざまな意味を持ちうるのではないでしょうか。見せることと見せないこととは、対極にありながらもその相関的関係の中で私たちにさまざまな感情や欲望、判断や想像を喚起するわけです。もちろんファッション、衣食住、芸術、宗教、政治、社会、コミュニケーションなどの文化的領域全般においても同様の構造を見出すことができるでしょう。本講義においては、これらの領域のトピックスについて具体的に考察を進めることによって、さらすことと覆うことの緊張関係の中でどのように文化が構成されているかを検証することになります。
- 2009年度 春期
- 水曜日 6限
-

複合文化論系演習(感性哲学3(産業・技術・地域社会にかかわる感性研究))
- 担当教員
- : 神末武彦
- 授業タイプ
- : 演習II
- 教室
- : 戸山 31-105
- 授業シラバス
- : [シラバスへのリンク]
- Keywords
- : ホスピタリティ||感性||メンタリティ
本演習では職業社会において近年ことのほか求められている基礎能力である“ホスピタリティ”について検討してゆくことになります。
“ホスピタリティ”は単に顧客へのサービスを提供するという一方向的な行為なのではなく、双方向的に人と人とのコミュニケーションを形成してゆく基盤を作り上げてゆくことに他なりません。したがってそれは、ワークプレイスにおいても日常生活においても、人間関係を形成する大きなカギになるといえます。人間相互のコミュニケーションの中で自分も相手も互いを尊重し、理解することで“ホスピタリティの精神”は醸成されます。
演習では実社会で遭遇するさまざまなホスピタリティの事例をケーススタディで学び、学生自身がホスピタリティとは何か考え、その重要性を踏まえて自らもホスピタリティを発揮できるようになることを目指します。特に高いホスピタリティが求められるサービスの現場(ホテル、旅行会社、航空会社、飲食店、ショップ)などの場面を中心に想定しながら、社会のあらゆる場面で実践・応用できるような実践型の演習として展開します。しかし同時に、古くより存在するサービス概念(military service, church serviceなどを含めて)のコンテクストや異なる文化圏におけるその内実と構造の違いをも踏まえたうえで、サービスの現在やホスピタリティの現在をとらえていきます。そのことは、ホスピタリティやサービス概念と必ずしも合致しないものまでもそれらとしてとらえられている日本の現状を批判的に分析することにもなります。いずれにせよ参加される皆さんには、このホスピタリティ研究を通して、感性やメンタリティーという社会関係のネットワークをバックグラウンドとする領域を解明していただければと考えております。
