2009年度 春期開講授業一覧
「 言語文化 」
選択条件をリセット- 2009年度 春期
- 月曜日 2限
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言語研究の諸相2(言語史学)
- 担当教員
- : 坂本清恵
- 授業タイプ
- : 講義科目
- 教室
- : 戸山 31-105
- 授業シラバス
- : [シラバスへのリンク]
- Keywords
- : 言語||日本語
ことばが変わるのはなぜか。日本語の変遷を言語内的要因による変化を中心に、その理由と変遷過程をたどる方法について学ぶ。 まずは、言語変化の要因と言語資料について概説を行い、言語変化の具体例について取り上げていく。 言語史は、本来、口語変化を探る必要があるが、残された文献資料による研究が中心になる。文献資料による方法のほか、現代の日本語の地域差、および伝承された芸能資料や録音された音声資料なども紹介しながら研究方法を探る。 これまで日本語史の定説として扱われてきたものの中には、言語変化という点では全く解明されていないものも多い。普遍的な言語の歴史としての日本語史を考え、現代身近なところで起こっている変化についても、その原因と変化の方向についても考えたい。
- 2009年度 春期
- 木曜日 2限
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音声学・音韻論
- 担当教員
- : 上野義雄
- 授業タイプ
- : 講義科目
- 教室
- : 戸山 36-582
- 授業シラバス
- : [シラバスへのリンク]
- Keywords
- : 音声学||音韻論||日本語||言語
主に日本語と英語を例に取りながら、音声学と音韻論の基礎を学ぶ。指定の教科書と授業中に配布する英文資料に沿って、講義を進める。教科書や資料にはさまざまな音声現象の例が出てくるが、日本語や英語から他の例を探したり、第二外国語で学習中の言語ではどうなっているのかを考えたりしてもらう。また、そのような現象がこれまでどのように説明されてきたのかを考察することで、古典的生成音韻論や非線形音韻論、最適性理論への導入とする。最後の2回の授業でこれらの理論を概観して、本講義のまとめとする。さらに、資料にはさまざまな言語の演習問題があるので、授業中ないしは課題として取り組んでもらう。
- 2009年度 春期
- 火曜日 5限
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複合文化論系演習(日本地域言語研究1)
- 担当教員
- : 上野和昭
- 授業タイプ
- : 演習I
- 教室
- : 戸山 33-2-110
- 授業シラバス
- : [シラバスへのリンク]
- Keywords
- : 日本語学
この授業では、現代各地で伝えられている民話・昔話の録音資料をもとに、日本語学的な観点から音韻・アクセント・文法・語彙などに検討を加える。さらには民話・昔話の構成や類型などにも視野を広げていきたい。
はじめは、「桃太郎」のはじめの部分を方言音声で語った音声教材を用いて、分析の要領をつかみ、つづいて全国各都道府県のものを現地録音した「昔話ふるさとの旅」のCDから、各班で割り当てられた地方の民話・昔話から10分程度のものを選び、言語学的に分析して授業で報告することとする。
- 2009年度 春期
- 月曜日 6限
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複合文化論系演習(現代日本語研究1)
- 担当教員
- : 高梨信博
- 授業タイプ
- : 演習II
- 教室
- : 戸山 :31-203
- 授業シラバス
- : [シラバスへのリンク]
- Keywords
- : 日本語||言語
国語辞書の意味記述等の問題について論じた文献を読み、現代語を対象とした小型国語辞書の問題点について考える。
- 2009年度 春期
- 月曜日 6限
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言語研究の諸相5(言語教育)
- 担当教員
- : 川端芳子
- 授業タイプ
- : 講義科目
- 教室
- : 戸山 32-324
- 授業シラバス
- : [シラバスへのリンク]
- Keywords
- : 言語||日本語||日本語教育
このクラスでは日本語を外国語として客観的に分析し、日本語教育についての理解を深めることを目的とする。まず、学期の初めに日本語教育に関する基本的事項(教授法、レベル別学習内容、練習方法など)を概説する。次に日本語教育で使われる代表的な初級教材を取り上げ、文法を中心に教材分析をおこない、初級日本語の学習内容を把握する。学期の後半では教室活動の具体的な方法を考える。
各文法項目の練習問題(基本練習、応用練習)を実際に作成し、その妥当性をクラス全体で討論すると共に効果的な語学学習について考える。受講者相互の意見交換を通して、より良い言語教育についての考えを深めたい。
- 2009年度 通年
- 火曜日 6限
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言語文化ゼミ1(ことばの歴史・ことばの地理)
- 担当教員
- : 上野和昭
- 授業タイプ
- : ゼミ
- 教室
- : 戸山 31-102
- 授業シラバス
- : [シラバスへのリンク]
- Keywords
- : ことば||日本語||地域言語||日本語学
このゼミのテーマは、日本語を方言資料・文献資料の双方から研究することにある。春学期は、地域言語を対象に実地調査を行って、その結果を整理するところまで行う。秋学期は、文献資料を対象に翻刻、索引作成、言語的問題点の検討まで行って、その成果をまとめることを考えている。
- 2009年度 春期
- 木曜日 6限
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複合文化論系演習(対照言語学研究)
- 担当教員
- : 飯嶋一泰
- 授業タイプ
- : 演習I
- 教室
- : 戸山 32-229
- 授業シラバス
- : [シラバスへのリンク]
- Keywords
- : 対照言語学||言語
対照言語学(contrastive linguistics)とは2つ以上の言語の音韻、文法、語彙などを比較して、それらの言語の特質を浮き彫りにすることを目指す学問です。比較するのだから比較言語学(comparative linguistics)と言っても良さそうなものですが、比較言語学は同系の(あるいは同系と想定される)言語の関係を究明しようとする別の学問領域の名称となっています。つまり、英語とドイツ語(ともにゲルマン祖語に発する)の比較言語学的研究は可能ですが、英語と日本語の比較言語学は成り立たちません(清水義範の短編「序文」に登場する日英同源論の先生であれば話は別ですが)。一方、対照言語学は同系であろうがなかろうが、あらゆる言語をその対象とすることが出来ます(これをさらに大風呂敷にしたのが言語類型論と言えなくもありません)。系統が異なる言語どうしの比較の方が、インパクトは大きいでしょう。ゲーテは「外国語を知らない人は、自らのことばについても何も分からない」と言ったそうですが、確かに日本語だけ見ていたのでは日本語の特質は認識できませんね。ただ、注意すべきなのは、たとえば日本語と英語(さらに2・3の西洋語)を比較して明らかになった日本語のある性質を、短絡的に日本語(だけ)の特殊性と見なしてはならないということです。それはあくまで英語等との対比における日本語の特徴にすぎません。単純な「日本vs外国(日本以外全部)」といった紋切り型発想は捨てましょう。
なお、最初の数回は私が基礎をレクチャーしますが、あとは皆さんの発表を軸に進めます。
- 2009年度 通年
- 金曜日 6限
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言語文化ゼミ2(ことばの比較・ことばの対照)
- 担当教員
- : 飯嶋一泰
- 授業タイプ
- : ゼミ
- 教室
- : 戸山 31-102
- 授業シラバス
- : [シラバスへのリンク]
- Keywords
- : ことば||言語||文化||対照言語学
言語文化ゼミは、ことばに関するさまざまなテーマに関心を抱く学生に、言語学の基礎を踏まえつつ、各自の研究を自由に展開する場を提供します。当ゼミ2(ことばの比較・ことばの対照)では、ヨーロッパやそれ以外のさまざまな言語を対象として、対照・比較言語学的研究や言語文化論に取り組みます。狭い意味での言語学以外のゼミ論テーマも可としますので、ふるってご参加ください。
春学期には、まず最初に世界の諸言語を概観し、比較・対照言語学の方法論を学びます。その中で、各自の関心領域を徐々にしぼってゆきます。学期後半には1回発表をしてもらいます。夏期休暇中はヨーロッパ研修(希望者のみ;感性文化プログラムと合同)に参加するか、それぞれの自主研究を行ないます。
秋学期には、比較・対照言語学あるいは言語文化論の観点から、各自が関心を持つ言語(および文化)について研究を進めます。学期の流れの中で、徐々にゼミ論の方向性を打ち出し、学期後半に3年次の最終発表をしてもらいます。冬期休暇中あるいは学期後半に全員参加の国内合宿を行なう予定です。
- 2009年度 春期
- 火曜日 6限
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言語学入門
- 担当教員
- : 鈴木利彦
- 授業タイプ
- : 講義科目
- 教室
- : 戸山 34-453
- 授業シラバス
- : [シラバスへのリンク]
- Keywords
- : 言語学||言語
言語学をまだ学んだことがない人、また、ある程度特定の分野を学んだことはあるが、全体的に言語学の基礎を学びたい人たちのための講座です。言語学の基礎をしっかりと身につけるために、春学期一期で一冊の教科書を完全に使いこなす予定です。
具体的には、(1)言語学全般の俯瞰、(2)音声学・音韻論、(3)形態論、(4)統語論、(5)意味論、(6)語用論、(7)社会的・歴史的・世界的視点からみた言語、の7つのテーマについて講義を行います。
- 2009年度 春期
- 水曜日 7限
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アジアのことばと文化
- 担当教員
- : 上野和昭||李美江||岩田孝||鈴木恵美||高梨信博||高屋亜希||中野亜里||永井匠||古屋昭弘||本浜秀彦
- 授業タイプ
- : 講義科目
- 教室
- : 戸山 36-581
- 授業シラバス
- : [シラバスへのリンク]
- Keywords
- : ことば||文化
ことばを学ぶことは、そのことばを話す人々の文化を学ぶことであり、そのことばによって捉えられ、創りだされている世界観を学ぶことにほかなりません。ひとつ、またひとつと新しいことばに取り組むたびに、あなたは新しい文化、新しい世界観に出会うことになります。アジアには、じつに多様な言語が、それぞれの人々の歴史、文化、社会によって育まれ(あるいはまた、それらを育み)ながら、相互に交流し、民族の絆として、また文化の基盤として機能していますが、そうしたアジアのことばと文化は、私たちにとって、欧米よりもむしろ遠い世界ではないでしょうか。
この講義では、アジアの言語の中から、早稲田大学で学ぶことのできるものを中心にいくつか選び、毎週交代で専門家が入門的講義をします。「ことば」を共通テーマとしつつも、そのことばが成り立っている文化的経緯や生活、社会、歴史、宗教など、アプローチは毎回それぞれに異なります。私たちが拠って立つ日本語から出発して、しだいに私たちをとりまくアジアの多様性に目をひらき、新たな語学にチャレンジする気持ちになるよう期待します。
