比較文学ゼミ1(《文学》の発見(近代日本と芸術表象))
授業基本情報
- 開講年度:2009年度 通年
- 科目名:比較文学ゼミ1(《文学》の発見(近代日本と芸術表象))
- 副題:
- プログラム:比較文学
- 授業タイプ:ゼミ
- 担当教員:小林茂
- 曜日:金曜日
- 時限:6限
- 使用教室:戸山 39-2308小林茂研究室
- 早稲田大学シラバス:[シラバスへのリンク]
- Keywords:文学||芸術
授業概要
近代の日本においては、西欧に学びつつ《文学》が発見されていきました。言文一致も、新体詩も、演劇改良も、それぞれは小説話法の、近代抒情詩の、戯曲の発明であると同時に、制度としての《芸術》の発見にほかなりませんでした。しかもその時、西欧では、制度としての《芸術》を成立させた近代への懐疑が始まっていて、《日本》もまた、その懐疑への一つの解決の可能性として、西欧によって発見されつつあったのでした。
日本近代の芸術のあり方の諸相とその問題を、とりあえずは中心主題としたいと思います。
近現代の日本の人々が、どのように西欧の文化に触れて、これを取り入れようとし、または反発していったか、さまざまな場合を取り上げて考えていくこと、それがゼミの枠になります。
しかし、その枠に関わって、実はありとあらゆる問題(文芸上でと限っておきます)が浮かび上がります。ですから、その枠を定めた上でなお、《芸術》の制度、また《前衛》の誕生なども問題になるでしょうし、文学と造形芸術や音楽の相互関係や、東と西との互いに交差する視線の検討(例えば、外から見た日本、など)も問題になりうるでしょう。
要するに、参加者それぞれの関心に沿うように、幅広い自由な考察の場としたいと思います。
授業シラバス
I-01:序章=導入(これからなにをするのか)
I-02:検討の題材を示しあおう(最初の提示)
I-03:図書館に親しもう=本を探し出す(早稲田大学図書館本館で)
I-04:検討の題材をそれぞれ選びとろう(主題の選択)
I-05:図書館に親しもう=主題にしたがって本を探し出す(早稲田大学図書館本館で)
I-06:選びとった題材の意義を語ろう(主題の提示)
I-07:日本近代美術に親しもう=美術館見学(近代美術館)
I-08:共同での検討の題材1(輪読のための)を探してみよう
I-09:西洋の美術に親しもう=美術館見学(西洋美術館)
I-10:共同での検討の題材1の輪読を始めよう
I-11:日本と西洋の美術の出会いを確かめよう=美術館見学(ブリジストン美術館)
I-12:共同での検討の題材1の輪読をつづける
I-13:図書館に親しもう=文献に触れる(日本近代文学館)
I-14:共同での検討の題材1の輪読をつづける
I-15:共同での検討の題材1の輪読をしめくくって、休暇中の検討プランを立てよう
II-01:休暇中の検討プランの実現状況を報告しよう
II-02:選びとった題材に変更の必要があったならそのことを発表しよう(提示の修正)
II-03:それぞれの検討の成果を発表して共同で議論しよう
II-04:共同での検討の題材2(輪読のための)を探してみよう
II-05:それぞれの検討の成果を発表して共同で議論しよう
II-06:共同での検討の題材2の輪読を始めよう
II-07:それぞれの検討の成果を発表して共同で議論しよう
II-08:共同での検討の題材2の輪読をつづける
II-09:それぞれの検討の成果を発表して共同で議論しよう
II-10:共同での検討の題材2の輪読をつづける
II-11:それぞれの検討の成果を発表して共同で議論しよう
II-12:共同での検討の題材2の輪読をつづける
II-13:それぞれの検討を全体として捉えて展望してみよう
II-14:共同での検討の題材2の輪読をしめくくろう
II-15:一年間を振り返って、たがいの成果と反省点を確認しよう
〔授業は、ましてゼミは、教室で参加者と組み立てるものです。ですから、上記の進行表はあくまでも、仮の提示と考えてください〕
