複合文化論系演習(ジャンルの成立と伝播)―イメージの比較対照
授業基本情報
- 開講年度:2009年度 春期
- 科目名:複合文化論系演習(ジャンルの成立と伝播)―イメージの比較対照
- 副題:
- プログラム:比較文学
- 授業タイプ:ゼミ
- 担当教員:坂上桂子
- 曜日:火曜日
- 時限:6限
- 使用教室:戸山 39-2219美術史実習室
- 早稲田大学シラバス:[シラバスへのリンク]
- Keywords:美術||イメージ||芸術
授業概要
美術作品を中心に「イメージ」、すなわち「図像」として表わされたものを対象とする。イメージの主題は、ある時代に成立し、広く伝播し、その変遷の過程でさまざまなヴァリエーションを生み出していく。ここでは、ひとつの図像をひとつのイメージのなかだけで考えるのではなく、比較対照することによって、その主題の特徴をより明確にすると同時に、それぞれの作品の特質を明らかにすることを試みる。たとえば、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「母子」の表現を同じルネッサンスの画家たちの同じ主題の作品と比べてみる。すると、「母子」の主題とはいえ、一様に「優しい美」だけの表現ではないことがわかる。レオナルド・ダ・ヴィンチには「怪しげな美」を、ミケランジェロには「力強い美」を、またラファエロは「明るく清澄な美」を、それぞれ見出すことができるだろう。また同じりんごをモチーフとした「静物画」も、18世紀の画家シャルダン、19世紀のセザンヌ、20世紀のマティスでは、色・形・構図など、その扱いや表現はまったく異なる。
ここではイメージの基本的見方・考察の方法を、こうした比較検討を通して習得することを目的とする。
授業シラバス
いくつかの例を示したのちに、受講生の興味に応じたテーマを設定し、順番に発表してもらう。プレゼンテーションでは、必ずパワーポイントを利用し発表してもらう。発表ののちには、発表内容について全員で意見を交換する。
1 オリエンテーション
2 イメージ(図像)の比較の方法
3 受講生(1および1グループ)による発表と議論
4 受講生(2および2グループ)による発表と議論
5 受講生(3および3グループ)による発表と議論
6 受講生(4および4グループ)による発表と議論
7 受講生(5および5グループ)による発表と議論
8 受講生(6および6グループ)による発表と議論
9 受講生(7および7グループ)による発表と議論
10 受講生(8および8グループ)による発表と議論
11 受講生(9および9グループ)による発表と議論
12 受講生(10および10グループ)による発表と議論
13 受講生(11および11グループ)による発表と議論
14 受講生(12および12グループ)による発表と議論
15 受講生(13および13グループ)による発表と議論
