2009年度 秋期開講授業一覧

「 感性文化 」

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  • 2009年度 秋期
  • 月曜日 2限
  • 感性文化プログラム

美の制度

担当教員
: 小田部胤久
授業タイプ
: 講義科目
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 美の制度

プラトンから20世紀末にいたるまでの西洋美学史から重要なトピックを毎回1つずつ取り上げ、「芸術」の理念の変 遷を明らかにする。

美学とは美・芸術・感性という三つの主題を扱う複合的な学問であるので、本講義では主として芸術の理論に注目 しつつも、必要に応じて感性の問題に触れることにする。

美学の歴史を論じることをとおして私たちのよって立つ美学の今日を照らし出すことが、本講義の狙いである。

  • 2009年度 秋期
  • 水曜日 2限
  • 感性文化プログラム

現代美学の射程

担当教員
: 酒井紀幸
授業タイプ
: 講義科目
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 美||美学||芸術||文化

「芸術という人間の活動が、創造的であると考えられることになったのは、いつごろなのだろうか。」「そしてそれは何故なのだろうか。」こういった問いから まずはじめる。模倣のない創造などというものが、私たち人間にとって本当にあるのだろうか。私たちは、デジタル時代に生きて、まさに「反復」を強いられて いる。いたるところにある「同一」のもの。ラジオから、テレビから…。見たり、聞いたりするに耐えられないほど多くの複製品が、私たちの存在を軽くしてい るのではないだろうか。みな同じように見えるのっぺらぼうの世界。――こんな今日の状況をさまざまな例を顧みながら、場合によっては過去にたちかえりつ つ、芸術と創造、さらには私たちの生き方について検討する。そのうえで、美、あるいは醜を求める人間の「偏愛」が、芸術においていかに重要であるかを見て ゆくことにする。創造と模倣、あるいは反復がけっして対立項ではないことを見ることになるであろうし、消費へと駆り立てられる現代人があえて模倣を創造と 考える論理も検討する。そのさいには、もちろん、諸文化圏の構造的な差異が、いかに異文化を異文化として際立たせているかという点も見ることになるであろ う。
 これらの点をふまえたうえで、現代における美学の問題関心と具体的な芸術作品とを手がかりとして「芸術」の諸相について検討してゆく。そして最終的には現代における「美」の概念の行き着く先を見定めることができればと考えている。

  • 2009年度 秋期
  • 金曜日 2限
  • 感性文化プログラム

芸術論

担当教員
: 馬場朗
授業タイプ
: 講義科目
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 美学||芸術

18世紀の西欧美学を、フランスを中心にしつつ幾つかの問題圏に即して分析・検討します。西欧の18世紀は、今日の美学・芸術上の言説にある種の影響力を 未だ保持している諸概念を生み出し、所謂近代的西洋美学の礎が築かれた時代です。「天才芸術家」、「山々などの荒ぶる大自然への憧憬」、「美的なるもの (美そのものではなく、崇高、優美など)」といった現代に身近なテーマもまた、この時代の西欧の産物とも言えますし、「機械」というテーマもまた精神主義 か進んでいたこの時代の美学にとって思いがけぬ形で脚光を浴びたものでありました。成る程、フランスの18世紀は、従来のドイツ中心の近代美学史ではそれ ほど脚光を浴びていた訳ではありませんが、しかしこの時期の形成期の近代美学にとって極めて中心的な芸術動向と言説を展開していました。本講では、文字、 起源論、ピュグマリオニズム、ジャンル論争、山、廃墟、感情、趣味と食、機械といった問題圏に特に注目しながら、この時代のフランスを中心とする西欧美学 の問題点及び現代的な可能性についても考えていきたいと思っています。

  • 2009年度 秋期
  • 火曜日 3限
  • 感性文化プログラム

複合文化論系演習(感性哲学2(愛と死の感性研究))

担当教員
: 酒井紀幸
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 愛||死

愛と死をめぐる議論の歴史は長く、その領域は広汎であるといえます。本演習では、まずそういった過去をふまえ、エロスとタナトスに代表されるような愛と死 の関係からはじめて一通り愛と死に関する視点と問題点を概説します。その後、履修者の皆さんと具体例を共有しつつ最終的には現代社会における「愛と死」の 問題について考えていく予定です。文学、映画、美術、音楽、思想に始まり、法律、経済、社会にまで舞台は広がるかもしれませんが、履修者の皆さんの構想力 が重要となります。
 もちろん愛の問題、死の問題のいずれか一方に重点をおいた関心でも結構です。
 いずれにせよ様々な「愛」と様々な「死」を見つめる中で、いまここにいる「わたし」の存在を定位していきたいと思います。

  • 2009年度 秋期
  • 木曜日 3限
  • 感性文化プログラム

複合文化論系演習(パフォーミング・カルチャー論2(磨かれた技・表現行為の根源と感性))

担当教員
: 志岐幸子||森利枝
授業タイプ
: 演習II
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 感性||教育||文化||芸術||スポーツ

人間は、孤独ではありえても、孤立してはありえません。その人間が他者とかかわりを持つとすれば、表現者として、であるといえます。本演習においては、技を通じて社会的習慣として精神的・身体的に刻み込まれた型(form)を表現し、遂行する(<per)人間の相互的関係を感性という観点から考えていきます。そこには、単にルティーンの連鎖のみがあるのか、あるいは創造的な革新があるのか?こういった問いを前提とします。また文化圏の違いによる、メンタリティや表現行為の違いにも注目すべきでしょう。さらに今日の消費システムとその文化環境を度外視するわけにもいかないでしょう。具体的には、以下のとおり 2つの領域(文化的パフォーマンスと教育)に焦点が当てられます。
1) 21世紀は感性の時代と言われ、現在、様々な分野で感性へのアプローチがなされています。例えば、スポーツ界では、これまで科学的な分析や取り組みが数多くなされてきましたが、世界を舞台にパフォーマンスを磨き上げる現場では、科学の限界と共に、データで示しきれない感性の重要性が指摘されています。スポーツに限らず、文化全体において、感性は技の表現の根源となるものです。美や芸術性を感じさせるパフォーマンス、感動や一体感をもたらすパフォーマンス、人間の心身の健康や人間性の成長に貢献するパフォーマンス等を生む際にも、感性というものの関わりが考えられるでしょう。では、そのようなパフォーマンスを支える感性とはどのようなものでしょうか。本演習では、既存の学問領域の枠に囚われずに感性の観点から様々な文化的パフォーマンスを考察し、21世紀の社会における文化の役割、存在意義について検討します。また、感性を磨き、その力を発揮するためにどのようなことが有効なのか、受講者の積極的な提言を期待します。【志岐担当分】
2)授業の後半では,世上にその名を口にする者は多いけれども明確には定義しがたい「感性」について,教育や訓練を切り口にして考えることを試みます。中世ヨーロッパに大学が生まれてから今日まで,大学教育の基底をなすと目されるリベラル・アーツは自由人のための芸術ではなく自由人が身につけるべき知識と技術を意味していることを議論の拠り所とします。職業的表現行為に限らず,身なりや話し方などあらゆる種類の表現行為を対象に,それら表現行為の根幹をなす知識と技術そして発想の方法を伝達-獲得するメカニズムとしての教育や訓練の場で具体的に起きていることと行われていることを手がかりに,感性を磨くということがあり得るか,あり得るのならそれはどのようにして可能になるのかという命題への答えに近づくことを最大の目標とします。【森担当分】
授業は年間を通して演習方式で,テーマに沿って参加者の関心に基づいた発表と討議をもとに行います。

  • 2009年度 秋期
  • 金曜日 4限
  • 感性文化プログラム

複合文化論系演習(パフォーミング・カルチャー論1(演じざるをえない人間とその文化))

担当教員
: 桜井洋
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 身体||アート

パフォーミング・アーツはアート全般の中でも、身体を焦点にしたアートです。このクラスでは、「身体」をテーマにして、身体に関する思想、ダンス、舞踏、能を扱います。
 最初に2,3回、講義を行います。担当者の専門が社会学なので、社会学的な観点からの身体表現論を講義します。後は学生の発表と討議という形で行います。この討議を通じて、身体表現の歴史、その現在についての認識を深めたいと思います。社会学の知識は不要です。
  参考のために、担当者である私の専門分野について説明します。私の専門は社会学の中でも理論社会学で、「自己」あるいは「心」が中心的な研究テーマです。 身体や言葉はこのテーマに関係します。社会学にはいくつかの方法がありますが、私の研究の方法は「自己組織性」の理論です。ここで詳しく説明できません が、非常に簡単にいうと、「自己組織性」というのは主体のようなものにコントロールされるのではなく、動的な秩序が自発的に創発することを意味します。身 体表現では身体の自発的なダイナミクスが重要ですから、自己組織性の概念は身体表現を理解するのに役立つでしょう。この概念については講義の中で簡単に紹 介します。しかし、この授業は「自己組織性」について学ぶ授業ではなく、学生の発表を中心としたセミナーです。

  • 2009年度 秋期
  • 月曜日 5限
  • 感性文化プログラム

死の制度

担当教員
: 堀内正規
授業タイプ
: 講義科目
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 死||制度

この講義では、〈死〉というテーマをめぐって、どのようなすぐれた表現があるのかを、わたしなりの(片寄った?)視点から具体的な事例に沿って考えてみた いと思います。わたしの研究者としての専門はアメリカ文学なので、この授業でとりあげる対象は、すべて日本とアメリカのものに限定されます。なるべく型に はまらないように、と言えばカッコいいけど、要するに全体の方向が見えないまま、手探りで、現代に近いところからも作品を選んで語ってみます。体系を示す ような授業ではありませんので、みなさんが部分的にであっても毎回何か感じたり考えたりするヒントを提示できるような講義をめざします。
 まずイ ントロダクションをかねて藤原新也の(新版)『メメント・モリ』を入口とし、『納棺士日記』と『おくりびと』、『千の風になって』、宮沢賢治、三橋節子、 『悼む人』、『決壊』、『苦界浄土』、『もののけ姫』とマンガ版『ナウシカ』など、アメリカのものとしてはマーク・ドウティの詩とエッセイ、ホイットマン とディキンスン、『救命士』、『ミリオンダラーベイビー』、ティム・オブライエンなどを取り上げてみる予定です。
 身近な他者の死、自らの死、一 般的な人間の死、大量死、生命の死、普遍的な死の観念など、死に向き合う姿勢はさまざまです。しかし〈死〉がなければ、おそらく芸術表現そのものはきわめ て重要な何かを失うでしょう。もちろん、〈死〉はわたしたちひとりひとりの問題でもあります。あまり偉そうな物言いはこの授業ではしたくありません。わた し自身がどれだけ〈死〉をわかっているのか、どれだけ深く〈死〉を語れるのか、まったく心もとないからです。
 すぐれた表現によってわたし自身何かを学ぶようなつもりで、講義したいと思います。

  • 2009年度 秋期
  • 水曜日 5限
  • 感性文化プログラム

現代哲学の諸問題

担当教員
: 山本恵子
授業タイプ
: 講義科目
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 哲学||文化

現代は、世界的市場の形成と情報化の中で、よい意味にせよ悪い意味にせよグローバル化・ボーダーレス化の急速な進行に直面している。とりわけ無差別テロの 頻発、地球環境の破壊などの負の問題に対しては誰もが危機感を強め、国境を越えた対話と対策が急務であることを自覚している。だがこうした危機感が世界的 に共有されているにもかかわらず、国家間・民族間・宗教間・文化間の対立は依然として解消される気配がない。世界的規模での破壊と世界的規模での連帯。こ の現実を踏まえたうえで本講義においては、複合的でありかつ根本的なディレンマを内包する社会状況における「共生」の可能性を、現代哲学が取り組まなけれ ばならない根本問題の一つとして、「文化」という観点のもとにわかりやすく具体的に検討する。
 その際に本講義が手がかりとするのは、現代哲学の 主要な源泉のひとつであるニーチェ思想である。制度と自己とを徹底的に対立させることによって生のあり方を根底から問い直した後期ニーチェの見解は、今日 の状況を読み解くための重要な示唆を与えてくれるであろう。またニーチェ思想のほかに、ジャン=リュック・ナンシー、エドワード・サイード、フランシス・ フクヤマらの思想にも言及することで、現代哲学における他者論の広がりにも目を配る予定である。
 ちなみにこういった問題設定が、異文化理解、生活環境、比較文化を語る際の根本的視座をもたらすであろうことは言うまでもない。

  • 2009年度 秋期
  • 水曜日 5限
  • 感性文化プログラム

複合文化論系演習(宗教感性論(祈りとセレモニーにかかわる感性研究))

担当教員
: 長屋房夫
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: キリスト教||東方正教会||祈り||感性||セレモニー

誰もが認めるように、文化の中で宗教が担ってきた役割は大きいのですが、実際に特定宗教の中で実際体験と仮想体験を通して宗教の役割を学ぶ機会は多くないと言えます。グローバルな世界にあって異文化との接触、その理解に宗教は必須要素と言えます。
  日本に於いてキリスト教は少数派の宗教ですので、日本人に対するキリスト教そのものの影響は少ないかも知れませんが、文化的・教養的・経済的な側面に多大 の影響を与えているように見えます。その様なキリスト教の中の「東方正教」の「祈りとセレモニー」をテーマにして、その文化的なメンタリティーに挑んでみ たいと思います。確かに、直接的なかかわりはないでしょうが、世界には2億近い信徒を抱えるキリスト教の東方正教会です。ギリシア、ロシア、ブルガリア、 セルビア、ルーマニアなどに伝播していて人々の生活の中に深く根付いています。
 キリスト教の三大教派に属する東方正教会は初代教会からの伝統を 頑なに守り、他のキリスト教に比べても「神秘的な祈り」と「厳格なまでのセレモニー」をもつキリスト教といえます。祈りやセレモニーの歴史的な発展だけで はなく、この特有な要素がそれぞれの社会にどのような影響を及ぼしたかを学びます。感性研究の観点からも東方正教の儀式や宗教生活には人間の五感に作用さ せる祈りや儀式作法の伝統習慣が保たれています。東方正教会の儀式と祈りを助ける聖堂建築、イコン(聖像)、聖歌、修道生活などにも触れ、教会生活、信仰 生活をどのように営んでいるかを体験して理解するために正教会を訪問する機会を設けます。

  • 2009年度 秋期
  • 木曜日 6限
  • 感性文化プログラム

食の文化

担当教員
: 酒井紀幸|大久保進||鈴木晃仁||土井善晴||長屋房夫||馬場朗||森枝卓士||渡辺万里
授業タイプ
: 講義科目
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 食||文化

「食」は、感覚とりわけ味覚に訴えるものであると一般的に考えられています。しかしながら、感覚だけで「食す」人間がどこにいるでしょうか。食とは、いや おうなく地理的・歴史的背景をもち、それゆえ文化そのもののネットワークの中にあってはじめて意味を持つものであるといえます。
 本講義では食のシーン、食の器、食材、食をめぐる身体的作業、習慣、風土、医、宗教、感性、食産業、言語、差異化的趣味判断等、さまざまな観点から食のありようが検討されることになります。
 さらにこういった問題を考えてゆくために、さまざまな文化圏における食についてスポット的に焦点を当ててゆくことになるでしょう。取り扱うテーマは、多様となりますが、詳細についてはオンライン・シラバスを参照してください。

  • 2009年度 通年
  • 木曜日 6限
  • 感性文化プログラム

感性文化ゼミ2(仮面/欲望/アイデンティティそして美)

担当教員
: 酒井紀幸
授業タイプ
: ゼミ
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 感性||文化

4年次に課されたゼミ論文執筆のための基礎力の育成と思考力の形成を目指します。次の3つのカテゴリーのいずれかにおいて能力を開発したいと考えている方が参加されることを希望します。
1)プロジェクト型:文化「構想」学部にふさわしい企画を3年・4年次を通して立案、応募、実施する。コミュニティや地域への提言等を積極的に行っていただきます。
2)フィールドワーク型:社会や文化にかかわる理論や調査を前提として、そのリサーチ・フィールドを設定し、研究する。
3)批判理論型:表象的領域を批判的に検討し、文化に関わるメタレベルでの理論や新たなパラダイムを構築・研究する。
これら3つに関わるキーワードは、以下のとおりです。
社 会貢献、感性コミュニケーション、ホスピタリティ、癒し、ボディ・イメージ、都市、日常と非日常、衣・食・住、建築、仮面、欲望、アイデンティティ、グ ローバル化、ナショナリズム、権力、資本、サービス、商品、マーケット、芸術、アート、音楽、美、愛、死、宗教、祈り、神、哲学、美学、「異」文化研究、 メディウム論、時間と空間、正義、罪、メンタリティ 等
こういった言葉は、一見ばらばらに思われるかもしれませんが、じつは相互に密接に関わっています。
なお毎回の初めに、内外の新聞、雑誌、著作、テレビ、映像について毎回レポート・議論する機会を持ちます。一つの問題が、海外のメディアでどのように異なって理解されているか、といったことも考えてみましょう。

  • 2009年度 秋期
  • 水曜日 6限
  • 感性文化プログラム

複合文化論系演習(生活環境感性論2(生活スタイルと美意識研究))

担当教員
: 中島智章
授業タイプ
: 
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 文化||建築||ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿はフランス絶対王政を象徴する大建築である。もともとは1623-1624年に建設されたルイ13世の小さな狩の館だったが、太陽王ルイ14世治世下の1660年代から1680年代にかけて大増築が行われ、今みるような大宮殿が出現した。
 本講義では、アンシアン・レジーム時代のフランス宮廷の文化・生活スタイルと、建築としてのヴェルサイユ宮殿のあり方・美意識がどのような関係にあるのかという観点から、ヴェルサイユ宮殿の建築家たちの設計手法を明らかにしていく。

  • 2009年度 秋期
  • 木曜日 6限
  • 感性文化プログラム

複合文化論系演習(感性文化基礎論2(感性の制度に関する導入))

担当教員
: 小林信之
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 感性||文化||芸術||身体||制度

感性文化基礎演習は、感性文化論にとって重要な基礎的資料を紹介するとともに、その資料の解釈をふまえた演習発表と議論にみちびくことを主眼としています。
主要なテーマは、四つの系に分かれます。
テーマ系1 感性論: 感情とクオリア、知覚の問題、共通感覚論など
テーマ系2 身体論: 身体表現の諸相、パフォーマンスと現代芸術など
テーマ系3 芸術論: 美術と造形空間、現代アート、映像論など
テーマ系4 制度論: 感性的経験と政治、生活世界の美学、死とエロティシズムの制度など
春学期は、とくに身体性の面に重点をおき、秋学期は、社会性や制度性の面に着目しますが、どちらの演習においても、幅広いテーマのなかから選択することが可能です。感性文化論の基本的な方法論と態度に習熟してもらうことを何より優先します。
登録した学生は、上記テーマ系のなかから自分の発表テーマを選び、研究発表をおこないます。基本的な参考資料については最初に指示します。

  • 2009年度 通年
  • 金曜日 6限
  • 感性文化プログラム

感性文化ゼミ1(芸術/性/愛そして死)

担当教員
: 小林信之
授業タイプ
: ゼミ
教室
: 33-2-111教室
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 感性||文化||芸術||身体||制度

【感性文化論の基本コンセプトと授業の進め方】
感覚や身体をめぐるさまざまなテーマをひとつの思想上の問題として主題化すると同時に、多様な芸術文化現象を具体的に考察します。
授業においてはまず、研究を進めるうえでの方法論と参考文献、研究可能な領域、テーマの具体例を順次解説していき、そのあと参加学生による研究発表を交えつつ各人のテーマを深めていきます。
【本ゼミにおいて可能な研究の方法論およびフィールド】
本ゼミであつかわれる研究の方向性は大きく二つに分けられます。
-理論研究: 感性と身体をめぐる美学的・哲学的研究。現代思想における美学的テキストを中心に、それに関する読解とディスカッションが中心となります。
-具体的な芸術文化現象の研究: 現代芸術にとどまらず、建築空間、写真、舞踊、映像、ファッション等、さまざまな文化現象も、考察の対象とします。(生活世界の美学、身体性の現象学、ヴィジュアル文化研究、日本の美学)
前 者では一般的・抽象的次元での理論構成が試みられ、後者では個別具体的な現象に目が向けられます。しかし両者はけっして無関係な研究と考えられてはなりま せん。机上の空論に陥らないためには、つねに現実の経験にむきあう必要がありますし、逆に多様な現象に目を奪われて盲目にならないためには、つねに一般 的・理論的視点を確保していることが大事です。このゼミの参加者には、両方の観点をたえず意識することを求めたいと思います。
【本ゼミにおいて可能なテーマ例】
身体表現の諸相/エロティシズムと死/愛の制度/芸術と時間/造形空間の諸相/イメージとリアリティ/美的仮象論など

複合文化論系のイベント

第2回 ファッション/社会文化研究会
イメージ画像
複合文化論系メール(複合文化論系生限定)
早稲田大学 文化構想学部 食の文化研究会公式サイト
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