2009年度 秋期開講授業一覧

「 演習i 」

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  • 2009年度 秋期
  • 月曜日 2限
  • 異文化接触プログラム

複合文化論系演習(世界の音楽)

担当教員
: 小沼純一
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 音楽

世界の音楽はあまりに多様です。
私たちが多少なりとも触れたことのあるのは、そのなかのごくごく一部にすぎません。
ここでは、履修者が「未知」の音楽に触れて、その音楽について、多少なりともほかの履修生にむけて解説ができることを目指します。
扱うのは、いわゆる「民族/民俗音楽」「世界音楽」と呼ばれるものを中心とし、19世紀末以降に世界に広まった「ポピュラー音楽」は、多少言及されることはありながらも、脇によけておくことになります。

  • 2009年度 秋期
  • 土曜日 2限
  • 比較文学プログラム

複合文化論系演習(源泉研究と影響研究)

担当教員
: 小林茂
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 比較文学||文学

源泉研究と影響研究は、19世紀に比較文学研究が始まったころから、重要な研究分野でした。源泉(ソース)といい、影響(インフルエンス)といい、いずれ も水の流れの比喩から生まれた言葉です。源泉は、ある作品が、それ以前に存在したほかの作品(など)から題材などを得て成立している場合を指します。三島 由紀夫の『潮騒』はロンゴスの『ダフニスとクローエ』を源泉としているというように。影響は、ある作品(あるいは芸術家、あるいは芸術活動)が、先行する 作品(あるいは芸術家、あるいは芸術活動)に、意識的であろうとなかろうと、触発されて成立するとき、影響があると言われます。日本の自然主義は、フラン スの自然主義の影響を受けて生まれたというように。ただし、影響はあくまでも受け取る側で起きるので、影響する側に能動的な働きがあるわけではありませ ん。
こ れらの問題を、文化の垣根を越えて、実証的に検討することを、源泉研究、影響研究と呼んできたわけですが、必ずしもそのような、一方から他方への流れとし て見ないで、テキストが互いに反映しあっているというとらえ方が現れてきます。相関テキスト性(インターテクスチュアリティ)という見方です。
さて、この時間では、まず、源泉研究、つぎに影響研究、そして相関テキスト性について、実例に即しながら考えてみたいと思います。
その実例として、芥川龍之介「舞踏会」、堀辰雄『風立ちぬ』、中村真一郎『死の影の下に』を、まず取り上げてみようと考えています。

  • 2009年度 秋期
  • 土曜日 3限
  • 文化人類学プログラム

複合文化論系演習(フィールドワーク実習)

担当教員
: 西村正雄
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 文化人類学||フィールドワーク

文化人類学は、人の行動と行動の結果生まれたものを研究する学問である。これを総称して「文化」と呼んできた。この学問の特徴は、文化の諸様相について考 察し、その理論をもって人の多様性について考えるものである。文化という大きなテーマを追求するため、過去出されてきた考え方で完全なものはない。むしろ 先に出されたものを批判しながら、さらに人の文化についての問題を洗練させてきた。この先行する考え方を批判的に眺める上で必要な情報を集め、分析する方 法がフィールドワークである。従って、文化人類学を学ぶ学生にとって、フィールドワークは欠かせない知識であり、資料収集の方法である。
 本演習 では、文化人類学に初めてふれる学生のため、資料収集の方法としてのフィールドワークの基本を教えることを目的とする。フィールド実習は教室内での講義 と、東南アジアでの実際の実習の2部構成となる。このため、実習にはそのための費用負担が必要となる。実際の実習期間として、2009年12月23日から 31日を考えている。

  • 2009年度 秋期
  • 火曜日 3限
  • 感性文化プログラム

複合文化論系演習(感性哲学2(愛と死の感性研究))

担当教員
: 酒井紀幸
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 愛||死

愛と死をめぐる議論の歴史は長く、その領域は広汎であるといえます。本演習では、まずそういった過去をふまえ、エロスとタナトスに代表されるような愛と死 の関係からはじめて一通り愛と死に関する視点と問題点を概説します。その後、履修者の皆さんと具体例を共有しつつ最終的には現代社会における「愛と死」の 問題について考えていく予定です。文学、映画、美術、音楽、思想に始まり、法律、経済、社会にまで舞台は広がるかもしれませんが、履修者の皆さんの構想力 が重要となります。
 もちろん愛の問題、死の問題のいずれか一方に重点をおいた関心でも結構です。
 いずれにせよ様々な「愛」と様々な「死」を見つめる中で、いまここにいる「わたし」の存在を定位していきたいと思います。

  • 2009年度 秋期
  • 月曜日 4限
  • 文化人類学プログラム

複合文化論系演習(文化人類学学説史)

担当教員
: 三浦敦
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 文化人類学

文化人類学は、我々と同時代を生きている様々な人々の生活を学ぶことを通して、人間とは何か、人間の生活とはどのようなものか、人はどのように社会や文化 を作っているのか、といった問題を探究する学問です。人類学は18世紀のヨーロッパで生まれましたが、その背景にはヨーロッパ人の世界進出と植民地主義の 拡大、世界の様々な事象についての博物学的知識の蓄積、社会形成の原理を問おうとした啓蒙思想の発展などがあります。今日の人類学においてよく使われる 「文化」「社会構造」「文化相対主義」といった概念や考え方も、こうした歴史の中から生まれて来たものです。そのため、文化人類学の歴史は単なる学説の変 遷の歴史ではなく、ヨーロッパをはじめとする世界の歴史の一部として理解されなければ、その歴史の意義も、文化人類学が今日持っている問題意識、およびそ の可能性や限界も、正しく理解することはできません。本講義では、文化人類学の歴史を世界史の中で捉えることにより、文化人類学がどのような歴史的背景か ら生まれて来たのか、そして今日どのような視点を我々に提供できるのかを考えていきます。

  • 2009年度 秋期
  • 金曜日 4限
  • 感性文化プログラム

複合文化論系演習(パフォーミング・カルチャー論1(演じざるをえない人間とその文化))

担当教員
: 桜井洋
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 身体||アート

パフォーミング・アーツはアート全般の中でも、身体を焦点にしたアートです。このクラスでは、「身体」をテーマにして、身体に関する思想、ダンス、舞踏、能を扱います。
 最初に2,3回、講義を行います。担当者の専門が社会学なので、社会学的な観点からの身体表現論を講義します。後は学生の発表と討議という形で行います。この討議を通じて、身体表現の歴史、その現在についての認識を深めたいと思います。社会学の知識は不要です。
  参考のために、担当者である私の専門分野について説明します。私の専門は社会学の中でも理論社会学で、「自己」あるいは「心」が中心的な研究テーマです。 身体や言葉はこのテーマに関係します。社会学にはいくつかの方法がありますが、私の研究の方法は「自己組織性」の理論です。ここで詳しく説明できません が、非常に簡単にいうと、「自己組織性」というのは主体のようなものにコントロールされるのではなく、動的な秩序が自発的に創発することを意味します。身 体表現では身体の自発的なダイナミクスが重要ですから、自己組織性の概念は身体表現を理解するのに役立つでしょう。この概念については講義の中で簡単に紹 介します。しかし、この授業は「自己組織性」について学ぶ授業ではなく、学生の発表を中心としたセミナーです。

  • 2009年度 秋期
  • 月曜日 5限
  • 異文化接触プログラム

複合文化論系演習(国際紛争コンフリクト調停論)

担当教員
: 生江明
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 国際紛争||民族

ポスト冷戦の現代世界において国際紛争あるいは民族対立は各地で多発・激化しており、これらのコンフリクトの調停が国際社会の急務となっている。この演習 は教員の体験を語ることから調停への視点と実際に関する展望を学生に与えることからはじめ、続いて学生による紛争地域の実態の調査、研究を進める指導を行 い、成果発表にまとめていく。その課程では学生同士のディスカッションやディベートを行い、最終的にはプレゼンテーションを具体的な政策提言に結びつける ことを目標とする。
 コンフリクトの調停は、反目し対立しあう両者の間に、それぞれが敵意や不信を抱く必要のない媒介・仲介役となる存在によって 行われることが多い。信頼と安心の崩壊する現場にいかなる存在が必要とされるのかを我々は理解する必要があり、その社会的信頼の崩壊の只中において思考す ることがこの演習では求められている。その媒介役は個人である場合も、機関や組織である場合も、そして、掟という規範である場合もある。
 ヒュー マンとは、異質性を殺戮正当化の根拠とすることを拒む概念装置であることを学ぶことから、この演習はスタートする。それは、この演習の試み自体が、私たち の世界の可能性、すなわち、世界は多様性ゆえの混迷と対立(コンフリクト)、そして破壊へと到るのか、それとも逆に、多様性ゆえの平和と豊穣さへと到るの かを問うプロセスそのものであるが故である。

  • 2009年度 秋期
  • 火曜日 5限
  • 言語文化プログラム

複合文化論系演習(日本地域言語研究2)

担当教員
: 上野和昭
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 日本語||言語

この授業では、現代日本の各地域で話されている言語について、日本語学的な観点から実際に調査することを前提に、その調査の考え方や観点、調査方法、調査データの分析方法などを解説し、それをもとに各自任意の地域の調査票を作成する。
 調査地・調査方法・調査内容などについて、「日本地域言語研究2」では、その準備段階として調査票の作成を最終目標とする。

  • 2009年度 秋期
  • 水曜日 5限
  • 感性文化プログラム

複合文化論系演習(宗教感性論(祈りとセレモニーにかかわる感性研究))

担当教員
: 長屋房夫
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: キリスト教||東方正教会||祈り||感性||セレモニー

誰もが認めるように、文化の中で宗教が担ってきた役割は大きいのですが、実際に特定宗教の中で実際体験と仮想体験を通して宗教の役割を学ぶ機会は多くないと言えます。グローバルな世界にあって異文化との接触、その理解に宗教は必須要素と言えます。
  日本に於いてキリスト教は少数派の宗教ですので、日本人に対するキリスト教そのものの影響は少ないかも知れませんが、文化的・教養的・経済的な側面に多大 の影響を与えているように見えます。その様なキリスト教の中の「東方正教」の「祈りとセレモニー」をテーマにして、その文化的なメンタリティーに挑んでみ たいと思います。確かに、直接的なかかわりはないでしょうが、世界には2億近い信徒を抱えるキリスト教の東方正教会です。ギリシア、ロシア、ブルガリア、 セルビア、ルーマニアなどに伝播していて人々の生活の中に深く根付いています。
 キリスト教の三大教派に属する東方正教会は初代教会からの伝統を 頑なに守り、他のキリスト教に比べても「神秘的な祈り」と「厳格なまでのセレモニー」をもつキリスト教といえます。祈りやセレモニーの歴史的な発展だけで はなく、この特有な要素がそれぞれの社会にどのような影響を及ぼしたかを学びます。感性研究の観点からも東方正教の儀式や宗教生活には人間の五感に作用さ せる祈りや儀式作法の伝統習慣が保たれています。東方正教会の儀式と祈りを助ける聖堂建築、イコン(聖像)、聖歌、修道生活などにも触れ、教会生活、信仰 生活をどのように営んでいるかを体験して理解するために正教会を訪問する機会を設けます。

  • 2009年度 秋期
  • 木曜日 6限
  • 異文化接触プログラム

複合文化論系演習(多文化社会論)

担当教員
: 井桁貞義
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 異文化コミュニケーション||文化

人類の文化はそれぞれ固有の伝統を持ちながら、文学や音楽、美術、演劇など、多様なジャンルにおいて接触し、新たな作品を生み出してきました。文化や言 語、表現ジャンルの「境界」を超えて躍動していきます。この授業はそうした創造的な側面から異文化接触の意義を考えていきます。取り上げるのは、カナダや オーストラリアの多文化主義から入り、日本の現在と未来を考えていきます。授業はテーマに関するオリエンテーションから始まります。数回の講義の後、学生 からのテーマの提案も含めて、履修者は希望するテーマを選択して数人のグループを形成します。そしてテーマへのアプローチの方法をディスカッションした 後、個別の研究またインタビューを重ね、最終的にはグループとして総合し、研究発表に備えます。数回をグループ研究とします。その後は研究発表とします。 その方法はディベイト、シナリオによる展開、ニュースキャスター、インタビュー、プレゼンテーションなどのうちから選択します。テーマを任され、その期待 を満たす体験のなかで、グループでなければできない、広さと深さをもった大きな研究成果を獲得することをめざします。どこかの段階で多文化間コミュニケー ションが獲得されることをめざします。

  • 2009年度 秋期
  • 木曜日 6限
  • 言語文化プログラム

複合文化論系演習(比較言語学研究)

担当教員
: 飯嶋一泰
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 言語||比較言語学

比較言語学(comparative linguistics)とは、単にある言語を別の言語と比較する学問という意味ではありません。この学問は同系統である(あるいは同系統であることが推 定される)2つ以上の言語を比較して、それらの間の関係を確認し、最終的にはそれらの大本となる言語、つまり基語(protolanguage)を再建す ることを目的とするものです。この学問は19世紀から20世紀にかけて、特にインドヨーロッパ(印欧)語族と呼ばれる言語の一大家族(そこには英独仏露語 など大部分のヨーロッパ諸語とインド・イラン諸語などが含まれる)を対象とする研究を通して、精密化されてきました。比較言語学の本格的な研究は、たとえ ば印欧語の分野ではギリシャ語・ラテン語・サンスクリット語など難しい古語の知識が必要とされますから、誰にでも勧めるわけにはいきません。しかし、比較 言語学の素養が全くないと、ことばの歴史とか系統とかについて、見当違いに陥る恐れがあります。実際、世間には比較言語学の方法を無視した怪しい俗説(こ じつけ語源説や奇想天外な日本語起源論など)がはびこっています。この演習で、比較言語学の最低限のルールを身につけ、そのようなワナにかからないように しましょう。
なお、最初の数回はもっぱら私がレクチャーしますが、あとは皆さんに発表をしてもらいます。なお、発表テーマは狭義の比較言語学に限定せず、対照言語学あるいは言語類型論なども可とする予定です。

  • 2009年度 秋期
  • 火曜日 6限
  • 比較文学プログラム

複合文化論系演習(芸術思潮の越境)

担当教員
: 坂上桂子
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 芸術||思想||文化||イメージ

さまざまな思想や文化の「越境」について、ここでは「イメージ」を通して考える。すなわち絵画、彫刻、写真など「図像」として表象されたものが、なぜ時代 や地域を越え、伝播し広まるのか? 越境の際に、どのように形を変え、取り入れられ、吸収されていくのかを具体的に考察していく。たとえば、画家のファ ン・ゴッホは、広重など日本の浮世絵を模写し、自身の芸術に取り入れたが、そこにはどのような意味があったのか? その背景には、幕末から明治初期にかけ ての日本の開国時の状況や、日本文化に大きな興味を抱いたフランスの社会など、政治的・文化的な諸問題が横たわっている。また、現代日本を代表するアー ティスト森村泰昌は、ファン・ゴッホの絵のなかに自らを登場させ、写真というメディアを使い作品をつくっているが、なぜそうした手法をとるのか? 彼が ファン・ゴッホに扮することに何を見出せるのか?
 ジャンルや地域を越境し、伝播する図像のなかに、芸術・文化・思想など、異文化の影響や交流の問題を考察していく。

  • 2009年度 秋期
  • 火曜日 6限
  • 文化人類学プログラム

複合文化論系演習(エスノグラフィー講読)

担当教員
: 山本まゆみ
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 文化人類学||エスノグラフィー

「我々人間が理解しあうためには、どうしたらよいだろうか?」
 今日にいたるまで、人類はこの問いに答えるべく模索を続けてきたが、いまだ完全な 回答を見出しているとはいえない。文化人類学は、この問いかけにきわめてユニークな方法論で取り組んできた。それは、時間と空間の枠組みを超えて飛び回 り、人間とそれをとりまく社会、文化について知りうるすべての現象を包括的に統合しようとする挑戦である。
 本演習では、受講者は、文化人類学の著作(エスノグラフィー)を読み込む。エスノグラフィーのなかにみられる様々な問題点を議論することにより、文化の解釈・表象についての考察を深めることを目的とする。

  • 2009年度 秋期
  • 金曜日 6限
  • 異文化接触プログラム

複合文化論系演習(ルネサンスの異文化受容と文化創成)

担当教員
: 宮城徳也
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 芸術||ルネサンス

絵画、彫刻、建築、映画、音楽、詩、思想に現れた「人文主義」(ヒューマニズム)について、中世、イタリア・ルネサンスから現代まで続くその影響を考察します。遠い日本の現代の日常にも「人文主義」は見られます。できるだけ多くの題材を取り上げていきたいと思っています。
  イタリア・ルネサンスを支えた理念は「人文主義」(ヒューマニズム)と言われます。キリスト教中心の中世に、ギリシャ・ローマの人間中心の価値観が復活し て、近代の芽生えであるルネサンスが花開いたとされ、実際にその通りである面は確かにあると思われます。しかし、現代に至るまでヨーロッパではキリスト教 中心の価値観が維持され、宗教改革を経て、プロテスタントのキリスト教も大きな力を持っていますが、ローマ・カトリックの影響力は決して小さくありませ ん。さらに、イタリアのルネサンスを芸術方面から考察するとき、現代のベルギーなどがある北方のフランドル地方の影響が大きかったことに気づかされます。 そもそも中世初期のゲルマン的要素や、中期の南仏の影響も無視することはできません。ルネサンスにおけるギリシャ・ローマの影響(ヘレニズム)に関する知 識を整理して、なおかつそれ以外の要素を点検して、その上でルネサンスの現代における意義を考えたいと思います。

  • 2009年度 秋期
  • 木曜日 6限
  • 感性文化プログラム

複合文化論系演習(感性文化基礎論2(感性の制度に関する導入))

担当教員
: 小林信之
授業タイプ
: 演習I
教室
: 
授業シラバス
: [シラバスへのリンク]
Keywords
: 感性||文化||芸術||身体||制度

感性文化基礎演習は、感性文化論にとって重要な基礎的資料を紹介するとともに、その資料の解釈をふまえた演習発表と議論にみちびくことを主眼としています。
主要なテーマは、四つの系に分かれます。
テーマ系1 感性論: 感情とクオリア、知覚の問題、共通感覚論など
テーマ系2 身体論: 身体表現の諸相、パフォーマンスと現代芸術など
テーマ系3 芸術論: 美術と造形空間、現代アート、映像論など
テーマ系4 制度論: 感性的経験と政治、生活世界の美学、死とエロティシズムの制度など
春学期は、とくに身体性の面に重点をおき、秋学期は、社会性や制度性の面に着目しますが、どちらの演習においても、幅広いテーマのなかから選択することが可能です。感性文化論の基本的な方法論と態度に習熟してもらうことを何より優先します。
登録した学生は、上記テーマ系のなかから自分の発表テーマを選び、研究発表をおこないます。基本的な参考資料については最初に指示します。

複合文化論系のイベント

第6回 食の履歴書開発プロジェクト「食文化のかたちをみちびく講演会」シリーズ
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複合文化論系メール(複合文化論系生限定)
早稲田大学 文化構想学部 食の文化研究会公式サイト
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