複合文化論系演習(時代の刻印)

授業基本情報

  • 開講年度:2010年度 春期
  • 科目名:複合文化論系演習(時代の刻印)
  • 副題:
  • プログラム:比較文学
  • 授業タイプ:演習II
  • 担当教員:大久保進
  • 曜日:月曜日 
  • 時限:4限 
  • 使用教室:戸山 32-224
  • 早稲田大学シラバス:[シラバスへのリンク]
  • Keywords:芸術||美術||イメージ||文化

授業概要

「時代の刻印」とは何でしょう? 「時代」は動作名詞「刻印」の意味上の目的語なのか、それとも主語なのか? つまり、「時代」が文学―これは比較文学研究においては広く、人間のさまざまな表現活動、例えば文学のみならず芸術や学問をも意味すると解されるべきものですが―、この意味での文学に「刻印」するのか、それとも文学が「時代」に「刻印」するのか? いくつもの時代にまたがる巨大な例を一つだけ挙げれば、聖書: これは、ある時代のなかで生まれ育っtたものですが、ひとたび正典化されると、キリスト教ヨーロッパの諸時代に巨大な影響を与え続けました。あるいは、身近な小さな例を一つ挙げると、モード: ある時代の趣味を先取りし、あるいはそれに応えて仕事をする、そして世間の次なる期待を探り、あらたな趣味を作り出そうとする仕掛け人がいて、それは、世間に受け入れられると、流行する。つまり、「時代」は主語でもあり、目的語でもあるのです。
もう一度しつこく言いますと、「時代」は物理学的な単位としての時間ではなく、文化の歴史における時期のことであり、かつその時期の社会のことです。そして「刻印」とは、一方的な影響関係のことではなく、新しい文化事象を生み出し、かつこれによって作用を受ける相互的な関係とその力学のことなのです。
この演習の目的は、この関係とそこに作用する力学の一端を、具体的な事例に即して解き明かすことです。皆さんは、この問題枠のなかでそれぞれ具体的なテーマを選び出して、それについて調べ、考え、発表し、そして議論することを、この授業で求められます。

授業シラバス

これはあくまでも授業「計画」です。登録者数が分かっていない現時点では、科目が発表と議論を主眼とする演習なのですから、進行上、修正や変更がありうることをあらかじめお断りしておきます。

[第 1回]オリエンテーション
[第 2回]導入的概論1
[第 3回]導入的概論2
[第 4回]導入的概論3
[第 5回]学生によるテーマの選択のための議論1
[第 6回]学生によるテーマの選択のための議論2
[第 7回]学生による発表1
[第 8回]学生による発表2
[第 9回]学生による発表3
[第10回]学生による発表4
[第11回]学生による発表5
[第12回]学生による発表6
[第13回]学生による発表7
[第14回]学生による発表8
[第15回]まとめ

複合文化論系のイベント

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