複合文化論系演習(前近代複合社会とエスニシティ)

授業基本情報

  • 開講年度:2010年度 春期
  • 科目名:複合文化論系演習(前近代複合社会とエスニシティ)
  • 副題:前近代の「帝国」とエスニシティ
  • プログラム:
  • 授業タイプ:演習II
  • 担当教員:柳澤明
  • 曜日:月曜日 
  • 時限:4限 
  • 使用教室:戸山 31-204
  • 早稲田大学シラバス:[シラバスへのリンク]
  • Keywords:エスニシティ||民族||文化||国民国家

授業概要

現代世界では、国家とエスニシティとのずれがしばしば問題を引き起こしているが、こうした構図は、前近代にはそのままの形では当てはまらない。とりわけ、多様な民族集団を包摂する清朝のような前近代的帝国の場合、一様な文化と帰属意識をもつ「国民」を創り出そうとする指向がそもそも稀薄だったので、多民族・多文化の共存が、現代よりもむしろ容易だったようにも思われる。とはいえ、このような前近代複合社会においても、各集団間の関係は決して静態的ではなく、相互接触にともなう文化の変容、さらには集団それ自体の更新・組み替えが常に進行した。本演習では、前近代のさまざまな「帝国」の中から、受講者に自らの関心に応じて対象を選択し、各「帝国」における国家とエスニシティの関係を調べて発表してもらう。そうした作業を通じて、エスニシティ(あるいは「民族」)の歴史的位相に対する理解を深めると同時に、資料の扱い方や発表の技術に磨きをかけることを目標としたい。

授業シラバス

第1回:授業のねらいと進め方の説明
第2回:導入講義1:「帝国」論の展開
第3回:導入講義2:前近代のさまざまな「帝国」
第4回:発表テーマの集約と日程調整、参考文献紹介
第5回:導入講義3:清帝国と諸民族1:東北の事例
第6回:導入講義4:清帝国と諸民族2:西北の事例
第7回:学生発表と討論1
第8回:学生発表と討論2
第9回:学生発表と討論3
第10回:学生発表と討論4
第11回:学生発表と討論5
第12回:学生発表と討論6
第13回:学生発表と討論7
第14回:学生発表と討論8
第15回:まとめ・総合討論
※発表テーマ、回数などは、受講者の人数や関心に応じて調整します。場合によってはグループ発表も考慮します。

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