日本語教育と異文化理解

授業基本情報

  • 開講年度:2010年度 春期
  • 科目名:日本語教育と異文化理解
  • 副題:外国語としての日本語教育
  • プログラム:言語文化
  • 授業タイプ:講義科目
  • 担当教員:川端芳子
  • 曜日:月曜日 
  • 時限:6限 
  • 使用教室:戸山 32-324
  • 早稲田大学シラバス:[シラバスへのリンク]
  • Keywords:日本語||外国語||教育||異文化理解

授業概要

このクラスでは日本語を外国語として客観的に分析し、日本語教育についての理解を深めるとともに、日本語学習者の誤用を分析することで、言語表現と文化や物の見方の関連性を考え、異文化理解への手がかりとすることを目的とする。
 まず、学期の初めに日本語教育に関する基本的事項(教授法、レベル別学習内容、練習方法など)を概説する。次に日本語教育で使われる代表的な初級教材を取り上げ、文法を中心に教材分析をおこない、初級日本語の学習内容を把握する。学期の後半では教室活動の具体的な方法を考える。各文法項目の練習問題(基本練習、応用練習)を実際に作成し、その妥当性をクラス全体で討論すると共に効果的な語学学習について考える。
 また、教材分析の際には日本語がどのように物事を捉えて表現しているかという点にも留意して進めていく。受講者相互の意見交換を通して、より良い言語教育についての考えを深めたい。
 授業の到達目標は、日本語教育で使われる初級教材の学習内容を把握し、実際に練習問題を作成できるようにすること、教材分析・誤用分析を通して日本語をひとつの言語として客観的に捉える視点を身につけることである。また、学期で学んだことを通して、異文化への理解を深めることである。

授業シラバス

第1回 オリエンテーション 講義の進め方、日本語教育教材について
第2回 レベル別学習内容、初級の学習項目。
第3回 動詞の活用と種類について。日本語教育における動詞の活用と文型
第4回 アスペクト(「している」の意味)。動詞の継続性と瞬間性
第5回 自動詞と他動詞の対。「自動詞+ている」と「他動詞+てある」
第6回 ヴォイス(受身と使役)。 日本語の受身表現の特徴
第7回 条件表現「と、ば、たら、なら」の用法と各条件形式の特徴
第8回 授受表現「あげる、もらう、くれる」。物、行為の移動の方向性
第9回 初級練習問題の作成方法
第10回 誤用分析について
第11回 教室活動 アスペクトの教え方基本練習と応用練習
第12回 教室活動 自動詞と他動詞の教え方基本練習と応用練習
第13回 教室活動 受身、使役の教え方基本練習と応用練習
第14回 教室活動 条件表現の教え方基本練習と応用練習
第15回 教室活動 授受表現の教え方基本練習と応用練習

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