複合文化論系演習(ヘレニズムの複合性とダイナミズム)

授業基本情報

  • 開講年度:2010年度 春期
  • 科目名:複合文化論系演習(ヘレニズムの複合性とダイナミズム)
  • 副題:異文化受容とヘレニズム
  • プログラム:異文化接触
  • 授業タイプ:演習I
  • 担当教員:宮城徳也
  • 曜日:金曜日 
  • 時限:6限 
  • 使用教室:32-227
  • 早稲田大学シラバス:[シラバスへのリンク]
  • Keywords:ヘレニズム||ルネサンス||文化||芸術

授業概要

 絵画、彫刻、建築、映画、音楽、詩、思想に現れた「ヘレニズム」について、中世、イタリア・ルネサンスから現代まで続くその影響を考察します。遠い日本の現代の日常にも「ヘレニズム」は見られます。できるだけ多くの題材を取り上げていきたいと思っています。
 ヨーロッパ文化の根幹は「ヘレニズムとヘブライズム」と言われます。ヘレニズムは「ギリシャ」を意味するヘラス、「ギリシャ人」を意味するヘレネスからできた語で、広く「ギリシャ文化の影響」を意味します。紀元前4世紀に北ギリシャのマケドニア王アレクサンドロスが大遠征を行い、北アフリカ、西アジアを含む東地中海世界に大帝国を築き、その後継者たちの王国が栄えたことで、ギリシャ語は当時の「世界語」となり、ギリシャ文化は大きな影響力を持つ「世界文化」になりました。これを引き継いだローマ帝国が崩壊し、古代世界の秩序が乱れたとき、ヘレニズムの影響も衰退しましたが、もう一方のヘブライズム(古代ユダヤ思想)から生じたキリスト教の中に、ヘレニズムの要素が取り込まれる形で生き残りました。ヘレニズムが再び大きな力を持つのが、14世紀から16世紀まで続く西欧ルネサンスの時代です。近代がルネサンスに端を発し、現代世界の土台になっていることは言うまでもないでしょう。古代から現代に至るまでの大きな歴史の流れを踏まえながら、イタリアのルネサンスを中心にした視点から「ヘレニズム」を考察し、現代文化の源泉を考えたいと思います。

授業シラバス

演習ですので、参加者に特定の問題について調べたことを発表してもらい、その後全員で討論し、理解を深めたいと思います。扱う問題は、以下の諸点を考えています。問題が大きくなると理解しにくくなるので、参加者と相談の上、テーマを絞って行きます。
第1回ヘレニズムとは何か
第2回古代ローマとヘレニズム
第3回キリスト教とヘレニズム
第4回人文主義とヘレニズム
第5回ルネサンス芸術のヘレニズム
第6回ヘレニズムの現代的意義
第7回研究発表1
第8回研究発表2
第9回研究発表3
第10回研究発表4
第11回研究発表5
第12回研究発表6
第13回研究発表7
第14回研究発表8
第15回研究発表9

複合文化論系のイベント

第2回 ファッション/社会文化研究会
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複合文化論系メール(複合文化論系生限定)
早稲田大学 文化構想学部 食の文化研究会公式サイト
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