複合文化論系演習(広告にみる異文化コミュニケーション)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(広告にみる異文化コミュニケーション)
副題
ジャパン・ブランドのグローバル戦略
授業タイプ
演習
担当教員
高橋利枝
曜日
金曜日
時限
4時限
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

 今日私たちは、携帯電話やソーシャルメディアなどによるメディア・コミュニケーションによって「異文化」とつながり、映画やテレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのマス・メディアや、広告、観光ビジネスなどが与える「文化」のイメージを受容しています。このようにデジタル社会において、衛星放送やインターネット、YouTubeなどの動画共有サイト、携帯電話やソーシャルメディアなどによって、私たちは日常生活において、様々な文化とつながり、「異文化」を体験しているのです。「グローカリゼーション」という概念が表しているように、グローバル企業は各国の文化的・社会的規範に応じた「広告文化」を創造しています。ソーシャルメディア時代において「クロスメディア広告」を通じて様々な文化とつながり、異文化接触を行なっています。そのため広告の国際比較は、文化的特殊性を際だたせるだけではなく、研究対象国のメディア政策や社会問題の理解を深めるでしょう。本演習では、文献購読やリサーチ、グループワークやディスカッション、広告マテリアルの企画・製作などを通して、グローバル社会における異文化コミュニケーションについて理論的かつ経験的に理解を深めて行きましょう。

授業計画

第1回
オリエンテーション(本演習の目的と概要)、自己紹介
第2回
テーマの選定、グループ分け
第3回
企画プロポーザル作成(実態の把握、データ・資料の分析、商品・対象国の決定)
第4回
企画プロポーザル作成(プレゼンテーション準備、マテリアルの作成)
第5回
企画プロポーザルのプレゼンテーション(商品・対象国の提案、コミュニケーション効果など)
第6回
テーマの見直し、グループの再編成、最終グループ決定
第7回
企画プロポーザルの再考、立案、作成、対象国の市場調査
第8回
調査、フィールドワーク
第9回
中間グループ・プレゼンテーション1
第10回
中間グループ・プレゼンテーション2
第11回
調査データの分析
第12回
調査結果の考察、CM製作、プレゼンテーション準備・マテリアルの作成
第13回
最終グループ・プレゼンテーション1
第14回
最終グループ・プレゼンテーション2
第15回
総括