複合文化論系演習(現代日本語研究2)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(現代日本語研究2)
副題
比喩の研究
授業タイプ
演習
担当教員
苅宿紀子
曜日
月曜日
時限
4時限
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

 文学的な文章、歌詞、広告コピーなどには様々な比喩表現がみられるが、実は日常的にもわたしたちは多くの比喩表現を用いている。特に抽象的な事柄を具体的な「物」とみなして表現することはよく行われ、「心を動かす」「心を読む」「心を閉じる」「心が広い・狭い」「心の底」「心が痛む」など、「心」にまつわる表現だけでもさまざまな表現がある。
 本授業では、比喩を中心とした日本語のレトリックについて考察する。工夫された新鮮な比喩表現から比喩とは意識されなくなった日常的な表現まで、様々な比喩表現を分析することにより「言葉で表現するとはどういうことか」を考えていく。
 比喩表現の特徴・分析方法などについて考えを深めるために、履修者による発表形式で授業を進める。発表後には必ずディスカッションを入れる予定である。また、毎回コメントシートの記入により授業の振り返りをする。

授業計画

第1回
ガイダンス(比喩とは、授業の進め方、分担発表の順番の相談)
第2回
隠喩・直喩・換喩・提喩(他)、関連論文の講読、トピックの選定
第3回
論文の探し方・読み方、用例の探し方
第4回
分担発表とディスカッション
第5回
分担発表とディスカッション
第6回
分担発表とディスカッション
第7回
分担発表とディスカッション
第8回
分担発表とディスカッション
第9回
分担発表とディスカッション
第10回
分担発表とディスカッション
第11回
分担発表とディスカッション
第12回
分担発表とディスカッション
第13回
分担発表とディスカッション
第14回
分担発表とディスカッション
第15回
まとめ