複合文化論系演習(近代文化の相互交流)
基本情報
- 科目名
- 複合文化論系演習(近代文化の相互交流)
- 副題
- 越境するモダニズム
- 授業タイプ
- 演習
- 担当教員
- 上野理恵
- 曜日
- 水曜日
- 時限
- 5時限
- 教室
- 未定(対面)
- 授業シラバス
- [シラバスへのリンク]
授業概要
20世紀初頭の産業社会の成熟や大衆文化の形成は、世界各都市のモダニズムに新たな展開をもたらしました。絵画、彫刻、文学、音楽、演劇といった既存の芸術ジャンルを越えて、それまで誰も見たことがなかったような実験的な作品をつぎつぎに生み出していったのです。芸術に生産性や実用を求める動きは、工業的素材や複製技術の利用を促し、さらにデザインという新たな分野を確立しました。また作品に対する観者の一方向的な関係の否定は、パフォーマンスという身体表現を生み、舞台芸術にも変革をもたらしました。こうした現象はイタリアの未来主義、ロシアの未来主義や構成主義、ドイツのダダやバウハウス、そして日本の〈マヴォ〉や〈三科〉に共通するものです。舞踊の世界に目を向けると、フランスではバレエ・リュスがピカソやコクトーをはじめさまざまな国籍の芸術家たちを引き入れてクラシック・バレエを刷新し、ドイツやロシアではイサドラ・ダンカンのフリー・ダンスやエミール・ジャック=ダルクローズのリトミックの受容からモダン・ダンスの新たな潮流が形成されています。
ジャンルの枠や国境を越えた芸術家たちの活動は、各都市のモダニズムを刺激し合い、革新的作品を産む原動力となりました。授業ではモダニズムを担った芸術家たちの活動や作品を「越境」をキーワードに読み解き、その歴史的・現代的意義を考えます。 *本授業は教室授業を基本とし、一部リアルタイム配信型授業で7回まで実施します。
ジャンルの枠や国境を越えた芸術家たちの活動は、各都市のモダニズムを刺激し合い、革新的作品を産む原動力となりました。授業ではモダニズムを担った芸術家たちの活動や作品を「越境」をキーワードに読み解き、その歴史的・現代的意義を考えます。 *本授業は教室授業を基本とし、一部リアルタイム配信型授業で7回まで実施します。
授業計画
授業は、まずこちらでモダニズムに関わる導入講義を行います。つぎに履修者に任意のテーマで発表をしてもらい、全員で討議を行います。最後に口頭発表をもとに、他の履修者から得られた意見などを取り入れて学期末までにレポートを作成し、提出してもらいます。
第1回 演習の進め方についての説明(オリエンテーション)*リアルタイム配信
第2回 導入講義:絵画とモダニズム *リアルタイム配信
第3回 導入講義:近代デザインの確立 *リアルタイム配信
第4回 導入講義:総合芸術とモダニズム *リアルタイム配信
第5回 20世紀初頭の映画の鑑賞 *対面授業 第6回 発表する上での注意事項、グループ分けと発表の順番の決定 *対面授業
第7回 グループでの話し合い(発表に向けての準備)*対面授業
弟8回 グループでの話し合い(発表に向けての準備)*対面授業
弟9回 履修者の発表(毎回1グループ)*対面授業
第10回 履修者の発表 *対面授業
第11回 履修者の発表 *対面授業
第12回 履修者の発表 *対面授業
弟13回 履修者の発表 *対面授業
第14回 履修者の発表 *対面授業
第15回 授業のまとめ(全体の講評など)*リアルタイム配信
第1回 演習の進め方についての説明(オリエンテーション)*リアルタイム配信
第2回 導入講義:絵画とモダニズム *リアルタイム配信
第3回 導入講義:近代デザインの確立 *リアルタイム配信
第4回 導入講義:総合芸術とモダニズム *リアルタイム配信
第5回 20世紀初頭の映画の鑑賞 *対面授業 第6回 発表する上での注意事項、グループ分けと発表の順番の決定 *対面授業
第7回 グループでの話し合い(発表に向けての準備)*対面授業
弟8回 グループでの話し合い(発表に向けての準備)*対面授業
弟9回 履修者の発表(毎回1グループ)*対面授業
第10回 履修者の発表 *対面授業
第11回 履修者の発表 *対面授業
第12回 履修者の発表 *対面授業
弟13回 履修者の発表 *対面授業
第14回 履修者の発表 *対面授業
第15回 授業のまとめ(全体の講評など)*リアルタイム配信