感性文化ゼミ(現代の文化哲学) (秋学期) /感性文化ゼミ1(芸術/性/愛そして死) A

基本情報

科目名
感性文化ゼミ(現代の文化哲学) (秋学期) /感性文化ゼミ1(芸術/性/愛そして死) A
副題
美/死/エロス
プログラム
感性文化
授業タイプ
ゼミ
担当教員
小林信之
曜日
火曜日
時限
4時限
教室
未定(対面)
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

 わたしたちは生身の身体をもち、衣服を身にまとい、生きとし生けるものを食し、この大地に住まいを定めます。わたしたちは、見、聴き、味わい、触れることによってこの世界を生きるのです。しかしそれは、わたしたち個人の閉ざされた身体の出来事ではありません。わたしたちは、他者と関わり「共生」することで初めてこの世界へと開かれた存在となります。他者を愛し憎み、共感しあい、やがて死にゆく存在、それがわたしたち人間です。このゼミでは、このように生身の身体とともに生き、この世界を他者と共有し、有限な存在であらざるをえないわたしたち自身の有り方を問題にします。具体的なテーマとしては、以下のテーマ系があげられます。いずれも哲学的な基本テーマですが、同時にわたしたち自身の身近な具体的問題にかかわっています。すなわち、「自己と他者」「時間と物語」「空間と身体」「エロスとタナトス」「美と創造性」「日本の美学」といったテーマ系です。

授業計画

 項目ごとに初回の授業でガイダンスおよびテーマの概要を説明し、担当者をきめる。その後、テキストなどの資料に即した考察と議論をおこなうとともに、各自の研究発表の時間を設ける。