早稲田大学 文化構想学部 複合文化論系

　この言語文化ゼミであつかう対象は、前近代から近現代にかけてのことば、文学、藝能、藝術、思想などはもとより、近年のサブカルチャーなどにまでわたる。アプローチのしかたも多岐にわたってよいのだが、特に次の(1)～(3)の点を重視しながら、各人の研究テーマを明確なものにしてゆく。
　(1) 前近代のことば、文学、文化に留意する。
　(2) 近代以降において、西欧のことば、観念などとの接触がもたらしたものを意識する。
　(3) 日本のことば、文学、文化が海外でどのようにみられ、また受容されているのかをとらえる。秋学期は、特に(2)と(3)を重視して関係する文献をとりあげ、3年生に発表してもらう。また、4年生についてはゼミ論の中間発表と草稿(一部)の提出が課される。

　以下に示すのは、あくまでも暫定的な計画であり、ゼミ生各人が関心を寄せる分野、領域などを確認しながら、とりあげる文献、課題などを決め、授業内容を編成する。
　①10/4　　　オリエンテーション、海外からみた日本語・日本文学
　②10/11・③10/18・④10/25・⑤11/1・⑥11/8　　【4年】 ゼミ論中間発表(1)～(5)
　⑦11/15　　【3年】 文献Aに関する発表、【4年】 ゼミ論指導(1)
　⑧11/22　　【3年】 文献Bに関する発表、【4年】 ゼミ論指導(2)
　⑨11/29　　【3年】 文献Cに関する発表、【4年】 ゼミ論指導(3)
　⑩12/6　　　【3年】 文献Dに関する発表、【4年】 ゼミ論指導(4)
　⑪12/13　　【3年】 文献Eに関する発表
　⑫12/20　　【3年】 文献Fに関する発表
　⑬1/10・⑭1/17　【4年】 ゼミ論の報告と合評(1)～(2)　⑮1/31　　　【3年】 ゼミ論の構想について、【4年】 ゼミ論の報告と合評(3)