2014年度 感性文化ゼミ(日本の美意識) (秋期)

基本情報

科目名
2014年度 感性文化ゼミ(日本の美意識) (秋期)
プログラム
感性文化
授業タイプ
ゼミ
担当教員
陣野英則
曜日
金曜日
時限
5時限
教室
33-2-111
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

 遠い過去から現代にいたるまで、日本の諸文化を生成した人々、またそれらを積極的に享受した人々はどのような感性をはたらかせ、またどのような美意識をもっていたのだろうか。このゼミでは、感性と美意識とを手かがりにして、日本文化の特質についてともに考えてゆく。
 考察の対象は、古典から近現代の文学、藝能、藝術、思想などはもとより、近年のサブカルチャーなどにまでわたることがありうるだろうし、アプローチの仕方も多岐にわたってよいのだが、このゼミにおいては、特に次の①~③の点を重視しながら、各人の研究テーマを明確なものにしてゆく。
 ① 前近代の文化におけるものの見方、感じ方、考え方をおさえることに努める。
 ② 近代以降、西欧の文化(特に言葉・観念・思想など)との接触がもたらしたものを意識する。
 ③ 日本文化が海外でどのようにみられ、また受容されているのかということをとらえる。
 秋学期は、特に②と③を重視して、関係する文献をとりあげる。
 あわせて3年生についてはゼミ論の構想発表が、また4年生についてはゼミ論の中間発表が、それぞれ課される。

授業計画

 以下に示すのは、あくまでも暫定的な計画であり、ゼミ生各人が関心を寄せる分野、領域などを確認しながら、とりあげる文献、課題などを決め、授業内容を編成することとする。
 第1回 近代の日本と西欧文化について
 第2回 海外の日本文化論などの紹介と解説(1)、【4年】ゼミ論中間発表(1)
 第3回 海外の日本文化論などの紹介と解説(2)、【4年】ゼミ論中間発表(2)
 第4回 【3年】文献Aに関する発表(1)、【4年】ゼミ論中間発表(3)
 第5回 【3年】文献Bに関する発表(2)、【4年】ゼミ論中間発表(4)
 第6回 【3年】文献Cに関する発表(3)、【4年】ゼミ論中間発表(5)
 第7回 【3年】文献Dに関する発表(4)、【4年】ゼミ論中間発表(6)
 第8回 【3年】文献Eに関する発表(5)、【4年】ゼミ論中間発表(7)
 第9回 【3年】文献Fに関する発表(6)、【4年】ゼミ論中間発表(8)
 第10回 【3年】ゼミ論執筆に向けての構想発表(1)、【4年】ゼミ論指導(1)
 第11回 【3年】ゼミ論執筆に向けての構想発表(2)、【4年】ゼミ論指導(2)
 第12回 【3年】ゼミ論執筆に向けての構想発表(3)、【4年】ゼミ論指導(3)
 第13回 4年ゼミ論の報告と合評(1)
 第14回 4年ゼミ論の報告と合評(2)
 第15回 4年ゼミ論の報告と合評(3)