複合文化論系演習(文化人類学学説史)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(文化人類学学説史)
プログラム
文化人類学
授業タイプ
演習
担当教員
山本まゆみ
曜日
月曜日
時限
5時限
教室
33-2-314
授業シラバス
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授業概要

 人類学は19世紀半ば最先端の理論であった進化論の影響を受け、人類の起源を探求する学問として誕生した。この授業では、人類学の主要な理論を19世紀から現在に至るまで時間軸に沿って紹介していく。また、それぞれの理論が作られた時代の社会状況と学際で一斉風靡した理論を同時に紹介することによって、人類学理論の連続性と変化を読み取ることを目的としている。

授業計画

1: 第1回
オリエンテーション
 本講義の目的と概要、授業の進め方等の説明

2: 第2回
人類学誕生前の学会
 19世紀イギリスの民族学会、土民研究、ダーウィンの紹介

3: 第3回
社会進化論
 タイラー、モーガン

4: 第4回
人類学からの影響
 マルクス、エンゲルス

5: 第5回
人類学への影響
 フロイト

6: 第6回
機能主義と相対主義
 マリノフスキー、ボアス

7: 第7回
日本の人類学
 坪井正五郎と万国博。
 学生は中間レポート提出

8: 第8回
構造主義
 エドモンド・リーチとその反論

9: 第9回
解釈人類学
 ギアツとその反論

10: 第10回
ポスト・コロニアル理論
 サイードを読む

11: 第11回
ポスト・コロニアル理論
 ニコラス・ダークス

12: 第12回
ネオ・マルクス主義

13: 第13回
ネオ・マルクス主義

14: 第14回
予備

15: 第15回
まとめ
 期末レポート提出