アジアのことばと文化

基本情報

科目名
アジアのことばと文化
副題
中国の言語と朝鮮語を中心に
プログラム
言語文化
授業タイプ
講義科目
担当教員
古屋昭弘
曜日
火曜日
時限
5時限
教室
31-205
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

いま仮に系統論的な分類に従うとすれば、アジアには、シナチベット、アルタイ、インドヨーロッパ、オーストロアジア、オーストロネシアなど多種多様な語族や語系に属する言語が分布しています。この授業では、まずそれらを類型論的な観点から俯瞰したあと、中国の言語(「漢語」七大方言、少数民族語を含む)や朝鮮語を中心に、歴史・文化と関連付けながら、詳しく見ていきたいと思います。音声学や音韻論の基本を紹介するほか、アジアの文字についても説明します。音声資料や映像も使用。

授業計画

第1回 はじめに 類型論とアジアの言語
 第2回 音声学と音韻論
 第3回 中国の言語 ―「漢語」と少数民族語
 第4回 ペキン語とシャンハイ語
 第5回 カントン語と香港の映画
 第6回 ウイグル語と母音調和
 第7回 チベット語と繋辞
 第8回 朝鮮語とハングル
 第9回 訓民正音とパスパ文字
 第10回 ベトナム語とチュノム
 第11回 言語文化1 ことばと名前
 第12回 言語文化2 ことばと衣食
 第13回 言語文化3 ことばと伝統
 第14回 音韻対応について
 第15回 まとめ