複合文化論系演習(広告にみる異文化コミュニケーション)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(広告にみる異文化コミュニケーション)
副題
ジャパン・ブランドのグローバル戦略
プログラム
異文化接触
授業タイプ
演習
担当教員
高橋利枝
曜日
金曜日
時限
4時限
教室
33-232
授業シラバス
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授業概要

今日私たちは、携帯電話やソーシャルメディアなどによるメディア・コミュニケーションによって「異文化」とつながり、映画やテレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのマス・メディアや、広告、観光ビジネスなどが与える「文化」のイメージを受容しています。このようにデジタル社会において、衛星放送やインターネット、YouTubeなどの動画共有サイト、携帯電話やソーシャルメディアなどによって、私たちは日常生活において、様々な文化とつながり、「異文化」を体験しているのです。「グローカリゼーション」という概念が表しているように、グローバル企業は各国の文化的・社会的規範に応じた「広告文化」を創造しています。ソーシャルメディア時代において「クロスメディア広告」を通じて様々な文化とつながり、異文化接触を行なっています。そのため広告の国際比較は、文化的特殊性を際だたせるだけではなく、研究対象国のメディア政策や社会問題の理解を深めるでしょう。本演習では、文献購読やリサーチ、グループワークやディスカッション、広告マテリアルの企画・製作などを通して、グローバル社会における異文化コミュニケーションについて理論的かつ経験的に理解を深めて行きましょう。

授業計画

1:
第1回
オリエンテーション(本演習の目的と概要)、自己紹介
2:
第2回
テーマの選定、グループ分け
3:
第3回
企画プロポーザル作成(実態の把握、データ・資料の分析、商品・対象国の決定)
4:
第4回
企画プロポーザル作成(プレゼンテーション準備、マテリアルの作成)
5:
第5回
企画プロポーザルのプレゼンテーション(商品・対象国の提案、コミュニケーション効果など)
6:
第6回
テーマの見直し、グループの再編成、最終グループ決定
7:
第7回
企画プロポーザルの再考、立案、作成、対象国の市場調査
8:
第8回
調査、フィールドワーク
9:
第9回
中間グループ・プレゼンテーション1
10:
第10回
中間グループ・プレゼンテーション2
11:
第11回
調査データの分析
12:
第12回
調査結果の考察、CM製作、プレゼンテーション準備・マテリアルの作成
13:
第13回
最終グループ・プレゼンテーション1
14:
第14回
最終グループ・プレゼンテーション2
15:
第15回
総括