複合文化論系演習(主題系の研究)
基本情報
- 科目名
- 複合文化論系演習(主題系の研究)
- 副題
- 「主題」としてのルネサンス
- プログラム
- 異文化接触
- 授業タイプ
- 演習
- 担当教員
- 教員、宮城徳也
- 曜日
- 木曜日
- 時限
- 3時限
- 教室
- 32-229
- 授業シラバス
- [シラバスへのリンク]
授業概要
絵画、彫刻、建築、映画、音楽、詩、思想に現れた「人文主義」(ヒューマニズム)について、中世、イタリア・ルネサンスから現代まで続くその影響を考察します。遠い日本の現代の日常にも「人文主義」は見られます。できるだけ多くの題材を取り上げていきたいと思っています。
イタリア・ルネサンスを支えた理念は「人文主義」(ヒューマニズム)と言われます。キリスト教中心の中世に、ギリシャ・ローマの人間中心の価値観が復活して、近代の芽生えであるルネサンスが花開いたとされ、実際にその通りである面は確かにあると思われます。しかし、現代に至るまでヨーロッパではキリスト教中心の価値観が維持され、宗教改革を経て、プロテスタントのキリスト教も大きな力を持っていますが、ローマ・カトリックの影響力は決して小さくありません。さらに、イタリアのルネサンスを芸術方面から考察するとき、現代のベルギーなどがある北方のフランドル地方の影響が大きかったことに気づかされます。そもそも中世初期のゲルマン的要素や、中期の南仏の影響も無視することはできません。ルネサンスにおけるギリシャ・ローマの影響(ヘレニズム)に関する知識を整理して、なおかつそれ以外の要素を点検して、その上でルネサンスの現代における意義を考えたいと思います。
イタリア・ルネサンスを支えた理念は「人文主義」(ヒューマニズム)と言われます。キリスト教中心の中世に、ギリシャ・ローマの人間中心の価値観が復活して、近代の芽生えであるルネサンスが花開いたとされ、実際にその通りである面は確かにあると思われます。しかし、現代に至るまでヨーロッパではキリスト教中心の価値観が維持され、宗教改革を経て、プロテスタントのキリスト教も大きな力を持っていますが、ローマ・カトリックの影響力は決して小さくありません。さらに、イタリアのルネサンスを芸術方面から考察するとき、現代のベルギーなどがある北方のフランドル地方の影響が大きかったことに気づかされます。そもそも中世初期のゲルマン的要素や、中期の南仏の影響も無視することはできません。ルネサンスにおけるギリシャ・ローマの影響(ヘレニズム)に関する知識を整理して、なおかつそれ以外の要素を点検して、その上でルネサンスの現代における意義を考えたいと思います。
授業計画
1:
第1回
演習ですので、参加者に特定の問題について調べたことを発表してもらい、その後全員で討論し、理解を深めたいと思います。扱う問題は、以下の諸点を考えています。問題が大きくなると理解しにくくなるので、参加者と相談の上、テーマを絞って行きます。
第1回:哲学・思想のルネサンス
2:
第2回
文学のルネサンス
3:
第3回
美術のルネサンス
4:
第4回
音楽のルネサンス
5:
第5回
ルネサンスの都市文化
6:
第6回
ルネサンスの現代的意義
7:
第7回
研究発表
8:
第8回
研究発表
9:
第9回
研究発表
10:
第10回
研究発表
11:
第11回
研究発表
12:
第12回
研究発表
13:
第13回
研究発表
14:
第14回
研究発表
15:
第15回
整理とまとめ
第1回
演習ですので、参加者に特定の問題について調べたことを発表してもらい、その後全員で討論し、理解を深めたいと思います。扱う問題は、以下の諸点を考えています。問題が大きくなると理解しにくくなるので、参加者と相談の上、テーマを絞って行きます。
第1回:哲学・思想のルネサンス
2:
第2回
文学のルネサンス
3:
第3回
美術のルネサンス
4:
第4回
音楽のルネサンス
5:
第5回
ルネサンスの都市文化
6:
第6回
ルネサンスの現代的意義
7:
第7回
研究発表
8:
第8回
研究発表
9:
第9回
研究発表
10:
第10回
研究発表
11:
第11回
研究発表
12:
第12回
研究発表
13:
第13回
研究発表
14:
第14回
研究発表
15:
第15回
整理とまとめ