感性文化ゼミ(日本の美意識) (秋学期)

基本情報

科目名
感性文化ゼミ(日本の美意識) (秋学期)
プログラム
感性文化
授業タイプ
ゼミ
担当教員
陣野英則
曜日
火曜日
時限
3時限
教室
31-201
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

 遠い過去から現代にいたるまで、日本の諸文化を生成した人々、またそれらを積極的に享受した人々はどのような感性をはたらかせ、またどのような美意識をもっていたのだろうか。このゼミでは、感性と美意識とを手かがりにしつつ日本文化の特質について考えてゆく。あわせて、学生相互の討論と教員の指導を通じ、おのおのの研究テーマを確立してゆく。
 考察の対象は、古典から近現代の文学、藝能、藝術、思想などはもとより、近年のサブカルチャーなどにまでわたることがありうるし、アプローチのしかたも多岐にわたってよいのだが、このゼミにおいては、特に次の①~③の点を重視しながら、各人の研究テーマを明確なものにしてゆく。
 ① 前近代の文化におけるものの見方、感じ方、考え方をおさえることに努める。
 ② 近代以降、西欧の文化(特に言葉・観念・思想など)との接触がもたらしたものを意識する。
 ③ 日本文化が海外でどのようにみられ、また受容されているのかということをとらえる。
 秋学期は、特に②と③を重視して関係する文献をとりあげ、3年生に発表してもらう。 また、4年生についてはゼミ論の中間発表と草稿(一部)の提出が課される。

授業計画

 以下に示すのは、あくまでも暫定的な計画であり、ゼミ生各人が関心を寄せる分野、領域などを確認しながら、とりあげる文献、課題などを決め、授業内容を編成することとする。
 ①10/1  オリエンテーション、近代日本と西欧文化について
 ②10/8  海外の日本文化論などの紹介と解説
 ③10/15  【4年】 ゼミ論中間発表(1)
 ④10/29  【4年】 ゼミ論中間発表(2)
 ⑤11/5  【4年】 ゼミ論中間発表(3)
 ⑥11/12  【4年】 ゼミ論中間発表(4)
 ⑦11/19  【3年】 文献Aに関する発表、 【4年】 ゼミ論指導(1)
 ⑧11/26  【3年】 文献Bに関する発表、 【4年】 ゼミ論指導(2)
 ⑨12/3  【3年】 文献Cに関する発表、 【4年】 ゼミ論指導(3)
 ⑩12/10  【3年】 文献Dに関する発表、 【4年】 ゼミ論指導(4)
 ⑪12/17  【3年】 文献Eに関する発表
 ⑫1/7  【3年】 文献Fに関する発表
 ⑬1/14   【4年】 ゼミ論の報告と合評(1)
 ⑭1/21   【4年】 ゼミ論の報告と合評(2)
 ⑮1/28   【4年】 ゼミ論の報告と合評(3)