複合文化論系演習(コミュニティとナショナリズム)
基本情報
- 科目名
- 複合文化論系演習(コミュニティとナショナリズム)
- 副題
- 現代世界におけるナショナリズムとコミュニティ
- 授業タイプ
- 演習
- 担当教員
- 大澤誠
- 曜日
- 金曜日
- 時限
- 3時限
- 授業シラバス
- [シラバスへのリンク]
授業概要
ナショナリズムは近代と強く結びつく現象であるが、現代のグローバル化の時代にあって、再びこうした動きが世界各地で目立つようになってきたと言われる。とりわけ近年では、移民や難民に対し、あるいは、外部に由来すると考えられる理念や価値観に対し、「われわれ」―われわれの利益や価値観、あるいは「われわれのコミュニティ」―を守ろうとする動きとして現れているように思われる。他方、「コミュニティ」という言葉も、さまざまなレベルの多様な集団をさすことがある多義的なものでありながら、昨今「地域コミュニティの再生」が目指されるなど、社会的に注目されている。こうした状況への理解に近づくために、本演習ではまず、ナショナリズムおよびコミュニティについて論じた古典、重要な著作を何度かに分けて購読し、これまでの議論の概要を学ぶ。具体的には、ベネディクト・アンダーソンの『想像の共同体 Imagined Communities』、ホブズボウム&レンジャー『創られた伝統』およびジェラード・デランティ『コミュニティ』の一部の章をテキストとして購読予定である。 さらに、3~4人のグループごとに現代世界においてコミュニティとナショナリズムを考えるための事例を選び、それについて調べたことを発表してもらい、全体でのディスカッションを経て、このテーマへの理解を深めたい。
授業の到達目標
①「ナショナリズム」および「コミュニティ」という今も注目される概念について、基本的な知識を得る。
②現代世界における「ナショナリズム」と「コミュニティ」をめぐる問題系について、自ら調べて理解を深め、自分なりにアプローチする力を身につける。
授業の到達目標
①「ナショナリズム」および「コミュニティ」という今も注目される概念について、基本的な知識を得る。
②現代世界における「ナショナリズム」と「コミュニティ」をめぐる問題系について、自ら調べて理解を深め、自分なりにアプローチする力を身につける。
授業計画
第1回:オリエンテーション
本講義の目的に関しての説明
本講義の進め方に関しての説明
プレゼンテーションの役割分担
第2回:講義とディスカッション①
コミュニティとナショナリズムの理論再考と、関連するディスカッション
第3回:講義とディスカッション②
『想像の共同体』、『創られた伝統』、『コミュニティ』の序章を中心としたこれらの文献の紹介と、関連するディスカション
第4回:文献購読①
文献報告とディスカッション1
第5回:文献購読②
文献報告とディスカッション2
第6回:文献購読③
文献報告とディスカッション3
第7回:文献購読④
文献報告とディスカッション4
第8回:文献購読⑤
文献報告とディスカッション5
第9回:文献購読⑥
文献報告とディスカッション6
第10回:文献購読⑦
文献報告とディスカッション7
第11回:発表①
発表とディスカッション
第12回:発表②
発表とディスカッション
第13回:発表③
発表とディスカッション
第14回:発表④
発表とディスカッション
第15回:まとめ
全体のまとめとディスカッション
本講義の目的に関しての説明
本講義の進め方に関しての説明
プレゼンテーションの役割分担
第2回:講義とディスカッション①
コミュニティとナショナリズムの理論再考と、関連するディスカッション
第3回:講義とディスカッション②
『想像の共同体』、『創られた伝統』、『コミュニティ』の序章を中心としたこれらの文献の紹介と、関連するディスカション
第4回:文献購読①
文献報告とディスカッション1
第5回:文献購読②
文献報告とディスカッション2
第6回:文献購読③
文献報告とディスカッション3
第7回:文献購読④
文献報告とディスカッション4
第8回:文献購読⑤
文献報告とディスカッション5
第9回:文献購読⑥
文献報告とディスカッション6
第10回:文献購読⑦
文献報告とディスカッション7
第11回:発表①
発表とディスカッション
第12回:発表②
発表とディスカッション
第13回:発表③
発表とディスカッション
第14回:発表④
発表とディスカッション
第15回:まとめ
全体のまとめとディスカッション