複合文化論系演習(文化人類学入門)
基本情報
- 科目名
- 複合文化論系演習(文化人類学入門)
- 副題
- 人間文化の多様性の探求
- プログラム
- 文化人類学
- 授業タイプ
- 演習
- 担当教員
- 西村正雄
- 曜日
- 月曜日
- 時限
- 3時限
- 教室
- 31-106
- 授業シラバス
- [シラバスへのリンク]
授業概要
人類学は、人間の行動すべて、その結果生まれた産物全てを扱う学問である。それらは個々別々に存在するのではなく、お互いに関連しあって一つのまとまりをなしている。このまとまりを総体的に扱う学問である。この探求を通して、人類学の目的は、人間の生物学的多様性、文化的多様性を知り、多様性を起こさせた原因をさぐることである。約135年の歴史の中で、総体的に人々の行動、考え方を捉えるやり方を洗練させてきた。個々ばらばらにあまりにも専門化しすぎた、一面的な人間の見方に対して、人類学は挑戦し続けてきた。本演習では、はじめて文化人類学にふれる皆さんに、こうした「総体的に人間をみる」考え方とやり方をやさしく一歩づつ順を追って紹介し、いっしょに今の文化的現象について考えゆく。本科目は演習のため、講義で基本的知識を得ていただきながらも、クラス内ディスカッションを重視する。参加する学生の皆さんに文献調査、実際のフィールド調査を含めて情報を集めてもらい、そのうえでクラス内発表、調査報告をしていただく機会が多くなる。
授業計画
第1部:文化人類学の考え方
1.イントロダクション:授業を始めるにあたって
2.文化人類学という学問:文化とは何か
3.人種、民族、エスニシティ
4.学生発表と討議
5.学生発表と討議
第2部:文化人類学の基礎
6.人間の組織:親族組織と社会の営み
7.結婚と家族
8.政治―経済システム
9.学生発表と討議
10.学生発表と討議第 3部:現代の文化的現象について
11.コロニアリズムとポストコロニアリズム
12.モダンとポストモダン
13.開発の現場:開発人類学の挑戦
14.学生発表と討議
15.学生発表と討議
1.イントロダクション:授業を始めるにあたって
2.文化人類学という学問:文化とは何か
3.人種、民族、エスニシティ
4.学生発表と討議
5.学生発表と討議
第2部:文化人類学の基礎
6.人間の組織:親族組織と社会の営み
7.結婚と家族
8.政治―経済システム
9.学生発表と討議
10.学生発表と討議第 3部:現代の文化的現象について
11.コロニアリズムとポストコロニアリズム
12.モダンとポストモダン
13.開発の現場:開発人類学の挑戦
14.学生発表と討議
15.学生発表と討議