複合文化論系演習(集合的アイデンティティ論)
基本情報
- 科目名
- 複合文化論系演習(集合的アイデンティティ論)
- 副題
- 現代若者の文化とアイデンティティ
- プログラム
- 感性文化
- 授業タイプ
- 演習
- 担当教員
- 教員、山田真茂留
- 曜日
- 木曜日
- 時限
- 2時限
- 教室
- 32-323
- 授業シラバス
- [シラバスへのリンク]
授業概要
個人主義化、個人化の進展する現代社会では諸主体の孤立が社会問題化することが多い。しかし、それにもかかわらず、あるいはその反動とも言うべきか、エスニック文化やナショナリズムへの志向は強く、また仲間集団、世代文化、組織アイデンティティといったものの重要性も高い。本演習では現代社会における集合的アイデンティティ現象を主題化するが、なかでもとくに焦点を当てたいのは若者たちが構成する文化、コミュニケーション、そしてアイデンティティである。方法論としては主として社会学的なものを用いるものの、それだけにこだわることなく学際的な視座を培い、今日的な若者現象に対して多角的にアプローチしていきたい。
探究の素材としてまず用いるのは2013年に福岡・大阪・東京で実施した高校生の意識調査のデータである。手始めに教科書として、その高校生調査の研究成果たる友枝敏雄(編)『リスク社会を生きる若者たち』(大阪大学出版会)を講読し、それを共通の土台としたうえで各自ないし各グループによる独自の探究へと歩みを進めていく予定。
演習形式で授業を進めるため、各回は、参加者各人による報告と討議が中心となる。グループ活動(サブゼミ活動)を併用する可能性もある。科目の性質上、毎回の演習への出席ならびに主体的な探究姿勢が肝要になるというのは言うまでもない。
(上述のように教科書を使用することになりますので、その点承知しておいてください。)
探究の素材としてまず用いるのは2013年に福岡・大阪・東京で実施した高校生の意識調査のデータである。手始めに教科書として、その高校生調査の研究成果たる友枝敏雄(編)『リスク社会を生きる若者たち』(大阪大学出版会)を講読し、それを共通の土台としたうえで各自ないし各グループによる独自の探究へと歩みを進めていく予定。
演習形式で授業を進めるため、各回は、参加者各人による報告と討議が中心となる。グループ活動(サブゼミ活動)を併用する可能性もある。科目の性質上、毎回の演習への出席ならびに主体的な探究姿勢が肝要になるというのは言うまでもない。
(上述のように教科書を使用することになりますので、その点承知しておいてください。)
授業計画
演習形式で授業を進める。なお以下の計画は柔軟な運用を心がける。
1.イントロダクション(1)〔集合的アイデンティティ論と若者研究〕
2.イントロダクション(2)〔現代若者の文化、コミュニケーション、アイデンティティ〕
3.文献報告(1)〔教科書使用〕
4.文献報告(2)〔教科書使用〕
5.文献報告(3)〔教科書使用〕
6.研究報告(1)〔発表と討議〕
7.研究報告(2)〔発表と討議〕
8.研究報告(3)〔発表と討議〕
9.研究報告(4)〔発表と討議〕
10.研究報告(5)〔発表と討議〕
11.研究報告(6)〔発表と討議〕
12.研究報告(7)〔発表と討議〕
13.研究報告(8)〔発表と討議〕
14.研究報告(9)〔発表と討議〕
15.まとめの討議
1.イントロダクション(1)〔集合的アイデンティティ論と若者研究〕
2.イントロダクション(2)〔現代若者の文化、コミュニケーション、アイデンティティ〕
3.文献報告(1)〔教科書使用〕
4.文献報告(2)〔教科書使用〕
5.文献報告(3)〔教科書使用〕
6.研究報告(1)〔発表と討議〕
7.研究報告(2)〔発表と討議〕
8.研究報告(3)〔発表と討議〕
9.研究報告(4)〔発表と討議〕
10.研究報告(5)〔発表と討議〕
11.研究報告(6)〔発表と討議〕
12.研究報告(7)〔発表と討議〕
13.研究報告(8)〔発表と討議〕
14.研究報告(9)〔発表と討議〕
15.まとめの討議