複合文化論系演習(感性文化基礎論)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(感性文化基礎論)
副題
香りと感性
授業タイプ
演習
担当教員
宮崎薫
曜日
水曜日
時限
1時限
教室
31-204
授業シラバス
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授業概要

 香りは、日本の文化や芸術に大きく関わる感性です。日本では、仏教とともに伝来した香りを、貴族社会、武家社会の中で育み、香道という独特の香りの文化を構築しました。本演習では、香りを哲学、文学、美術、生活美学の各領域で、日本と西洋を比較しながら検証します。香りにまつわるさまざまな作品や資料を紹介します。 本演習は、ディプロマポリシーの中の「多様な文化・価値観の交流を育む」に対応し、文化研究の方法を実践的に学び、専門研究に取り組むための基礎的な能力を養います。

授業計画

 この演習で、発表や議論することを通じて、参加者自身が日本の文化や芸術、生活における香りと感性の関わりについて検証し、各々の研究テーマにつなげることを目指します。哲学、文学、美術、生活美学など、学問の広がりを体験し、自らの独創的な研究を構想する視野を得ることを目標とします。