複合文化論系演習(文化人類学学説史)
基本情報
- 科目名
- 複合文化論系演習(文化人類学学説史)
- 副題
- エスノグラフィの実践と批評
- 授業タイプ
- 演習
- 担当教員
- 小田島理絵
- 曜日
- 土曜日
- 時限
- 3時限
- 教室
- 33-437
- 授業シラバス
- [シラバスへのリンク]
授業概要
大航海時代以降、世界は拡大し、異文化接触の機会が高まった。19世紀になると、異文化を研究する専門分野として民族学・文化人類学・社会人類学が学問として誕生した。20世紀には、世界各地でフィールドワークを行うことが文化人類学の方法論となり、そこで得たデータを基に、各文化に備わる仕組み、論理の解明を行い、文化の多様性を検証してきた。現代、文化人類学の歴史的営為には様々な批評がある。自己省察を経て、文化研究の一分野として再輪郭化を図っている。
本演習では、文化人類学的知見が築かれた道程=学説を辿りながら、世界各地の様々な文化に関わる知識が、誰によって、どのようなフィルターを通して見つめられ、翻訳され、理解されてきたかを学んでいく。教場での講義やディスカッションなどを踏まえ、受講生自らが、文化について自分で書く試みを行う。その作業を通して、文化人類学学説と文化研究への接近を試みると同時に、文化を表すことの意義や難しさも学んでいく。
本演習は、教室授業を基本とし、講義回のみオンデマンド授業を配信する。受講生は各自、講義を踏まえ、教室での発表・議論に参加する。
本演習では、文化人類学的知見が築かれた道程=学説を辿りながら、世界各地の様々な文化に関わる知識が、誰によって、どのようなフィルターを通して見つめられ、翻訳され、理解されてきたかを学んでいく。教場での講義やディスカッションなどを踏まえ、受講生自らが、文化について自分で書く試みを行う。その作業を通して、文化人類学学説と文化研究への接近を試みると同時に、文化を表すことの意義や難しさも学んでいく。
本演習は、教室授業を基本とし、講義回のみオンデマンド授業を配信する。受講生は各自、講義を踏まえ、教室での発表・議論に参加する。
授業計画
授業は、(1)講義、(2)講義に関連する文献の要約発表、(3)小グループによる議論(作業)、の三段階の流れで進む。各回で何を行うのかを考えながら、予習・復習に取り組む。
(1)講義: オンデマンド授業を配信する型式
(2)発表: 教室での発表。予め配布される文献の内容を分かりやすく、質疑応答に備えながら発表する。
(3)議論(作業): 教室での議論(または作業)。講義・発表を踏まえ、予め伝達されるテーマに関する議論(作業)を行う。
学期中間から期末にかけては、文化人類学的フィールドワークにおけるフィールドノーツをとる練習をし、データの特徴をつかむ。
(1)講義: オンデマンド授業を配信する型式
(2)発表: 教室での発表。予め配布される文献の内容を分かりやすく、質疑応答に備えながら発表する。
(3)議論(作業): 教室での議論(または作業)。講義・発表を踏まえ、予め伝達されるテーマに関する議論(作業)を行う。
学期中間から期末にかけては、文化人類学的フィールドワークにおけるフィールドノーツをとる練習をし、データの特徴をつかむ。