複合文化論系演習(世界のなかの日本のイメージ)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(世界のなかの日本のイメージ)
副題
ヴィジュアルカルチャーにみる日本
授業タイプ
演習
担当教員
坂上桂子
曜日
火曜日
時限
4時限
教室
未定(対面)
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

日本について表象されたイメージから考える授業です。最近ではクール・ジャパンとして、アニメや「かわいい」文化、「おもてなし」文化などを日本独自の「良い」イメージとして積極的に世界にアピールし、売り出そうとする動きがあります。しかし、海外からみた日本のイメージは、原発、環境、歴史認識問題にまつわるものなど、必ずしも私たちが考えるほど「良い」イメージばかりではありません。外国からみた日本や日本人に関する固定概念は、国や個人レベルにおける国際交流、コミュニケーションなど、さまざまな場面において影響を及ぼすものです。私たちは、しばしば「良い」イメージとしての日本ばかりを見がちですが、海外では日本や日本人についてどのように見ているのか、実際のイメージを正しく把握していくことが必要でしょう。ここでは、美術館の芸術作品から食文化、ファッションまで幅広く多様なヴィジュアルカルチャーを考察の出発点とし、世界のなかで日本や日本人がどのような存在であり、どのように捉えられているかを見いだし、考察していきます。その上で、これからの日本の社会についてしっかり見据え、ともに考えます。

授業計画

1回 オリエンテーション

2回~3回 課題 + 発表準備

4回~14回 受講生による発表および、出席者全員による講評

15回 まとめ

(受講生の数によって、変更する可能性があります。)