近代日本の思想空間

基本情報

科目名
近代日本の思想空間
プログラム
人間文化
授業タイプ
講義科目
担当教員
伊藤徹、藤貫裕、小林信之
曜日
月曜日
時限
5時限
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

この講義は、近現代日本の思想家が、古代以来の西欧哲学の基本的な枠組みを受容し、それと対峙しつつ、どのように自己の思想を構築してきたのかをあらためて今日的視点から再検討することをめざすものです。とくに文化の哲学と美学上の諸テーマに焦点をあわせ、テキストをていねいに読みこむことをつうじて、主要な論点をうかびあがらせます。そしてそこから、近現代日本の思想家が共通して、あるいは独自に、どのような課題に直面し、解決をみちびきだしてきたのかを考察します。
内容的には、西欧哲学の基礎的知識をふまえて、京都学派の哲学や民藝思想、さらには戦後の思想潮流まで、広範な議論がふくまれています。

授業計画

項目ごとに初回の授業でガイダンスおよびテーマの概要を説明します。そのあと、それぞれのテーマに即した考察や議論へと展開されます。
なお、この講義は、教場での授業(7回)と、オンデマンド教材(7回分)を組みあわせたハイブリッド型の科目です。両方の履修が必要ですのでご注意ください。
1: ガイダンス 授業の進め方について
2: 研究領域の概要1 テーマと方法
3: 研究領域の概要2 テーマと方法
4~13: テーマの展開
14: 全体のまとめ