文化人類学1

基本情報

科目名
文化人類学1
プログラム
文化人類学
授業タイプ
講義科目
担当教員
磯野真穂
曜日
火曜日
時限
4時限
教室
36-681
授業シラバス
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授業概要

 「人間とはいったいどんな存在なのだろう?」
 文化人類学者は、世界中の様々な人たちと語らい、生活を共にする中で、この大きな哲学的問いと格闘を続けてきました。そして、その問いから、文化人類学者は、人間の普遍性と多様性を同時に見つめます。
 講義では、「家族」、「男性・女性」、「生と死」といった、私たちの生活の「あたりまえ」に「問い」の種を発見し、それを「文化人類学」という土壌に植えることで、文化人類学の面白さをみなさんに体験してもらいます。
 私たちの「あたりまえ」にひそむの多くの「問い」に触れる経験を通じて、「人間とはどのような存在なのか」という壮大な「問い」について一緒に考えてみましょう。

授業計画

1: 第1回
イントロダクション

2: 第2回
文化-文化の日、異文化体験、カルチャースクールetc. でも、人類学者にとり、文化とは何?

3: 第3回
自然-ケニア人は自然の風景を見るか?

4: 第4回
性差-男らしさと女らしさについて

5: 第5回
血縁-血は水よりも濃いか?

6: 第6回
身体―身体は自分の持ち物?それとも自分自身?

7: 第7回
子供観-子供は大人になれるのか?

8: 第8回
死―なぜ死が怖いのか?

9: 第9回
言葉-言葉は何をしているか?

10: 第10回
理解度の確認1

11: 第11回
身体2-人身売買

12: 第12回
宗教-あなたは何かを「信じて」いますか?

13: 第13回
交換-愛がお金で買えない理由

14: 第14回
個人-独立独尊と孤立無援の間で

15: 第15回
理解度の確認2