複合文化論系演習(日本地域言語研究1)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(日本地域言語研究1)
副題
日本語のバラエティ
プログラム
言語文化
授業タイプ
演習
担当教員
上野和昭
曜日
火曜日
時限
4時限
教室
32-225
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

 現代日本語(共通語と地域言語)のいろいろな面を取りあげて検討する。春学期に扱うテーマは、「男ことば・女ことば」「幼児のことば・育児のことば」「専門のことば・仲間のことば」「若者ことば・キャンパスことば」「ことばのデフォルメ」「方言のイメージ」など。教科書『ケーススタディ日本語のバラエティ』に取りあげられた問題を、各班ごとに割り当てを決めて検討し、その成果を発表するという形で進めていく。それによって、現代日本の共通語と地域言語についての理解を深めたい。

授業計画

1: 第1回 日本地域言語研究1「日本語のバラエティ」の構想
授業の進め方、班分けやそれぞれの分担について決定する。

2: 第2回 共通テーマ「女のことば・男のことば」
それぞれのテーマについて検討する前に、共通テーマとして「女のことば・男のことば」を取りあげて、教科書の内容の検討と発展問題について考える。

3: 第3回 各班の分担テーマについての検討
各班に分担されたテーマについて、それぞれの班で検討し、どのような発表にするかを検討する。

4: 第4回 「幼児のことば・育児のことば」についての発表と討論
第一班の発表と討論

5: 第5回 「専門のことば・仲間のことば」についての発表と討論
第二班の発表と討論

6: 第6回 「若者ことば・キャンパスことば」についての発表と討論
第三班の発表と討論

7: 第7回 「ことばのデフォルメ」についての発表と討論
第四班の発表と討論

8: 第8回 「方言のイメージ」についての発表と討論
第五班の発表と討論

9: 第9回 「東の方言・西の方言」についての発表と討論
第六班の発表と討論

10: 第10回 「気づかれにくい方言」についての発表と討論
第七班の発表と討論

11: 第11回 「新しい方言・古い方言」についての発表と討論
第八班の発表と討論

12: 第12回 「方言と共通語」についての発表と討論
第九班の発表と討論

13: 第13回 「ことばの切りかえ」についての発表と討論
第十班の発表と討論

14: 第14回 オンデマンド授業「秋山郷方言の歴史と現在」その1
地域言語の典型的なものとして「秋山郷方言」を取りあげて、その地域性や方言について紹介する。

15: 第15回 オンデマンド授業「秋山郷方言の歴史と現在」その2
前回につづいて、同方言の文法や語彙の面について説明する。