<さらす/覆う>の構造学
基本情報
- 科目名
- <さらす/覆う>の構造学
- 副題
- 欲望とアイデンティティ
- プログラム
- 感性文化
- 授業タイプ
- 講義科目
- 担当教員
- 青木律、滝澤直己、田口淑子、内藤李香、中島智章
- 曜日
- 水曜日
- 時限
- 6時限
- 教室
- 36-382(AV教室2)
- 授業シラバス
- [シラバスへのリンク]
授業概要
文化現象の根本構造を検討することが、この講義の課題です。たとえば、化粧で肌を「覆うこと」と素顔の肌を「さらす」こととは、それぞれのコンテクストによってさまざまな意味を持ちうるのではないでしょうか。見せることと見せないこととは、対極にありながらもその相関的関係の中で私たちにさまざまな感情や欲望、判断や想像を喚起するわけです。もちろんファッション、衣食住、芸術、宗教、政治、社会、コミュニケーションなどの文化的領域全般においても同様の構造を見出すことができるでしょう。
本講義においては、これらの領域のトピックスについて具体的に考察を進めることによって、さらすことと覆うことの緊張関係の中でどのように文化が構成されているかを検証することになります。
本講義においては、これらの領域のトピックスについて具体的に考察を進めることによって、さらすことと覆うことの緊張関係の中でどのように文化が構成されているかを検証することになります。