複合文化論系演習(感性哲学3(産業・技術・地域社会にかかわる感性研究))

基本情報

科目名
複合文化論系演習(感性哲学3(産業・技術・地域社会にかかわる感性研究))
副題
食文化・食産業の感性研究
プログラム
感性文化
授業タイプ
演習
担当教員
土井善晴、山本恵子
曜日
水曜日
時限
6時限
教室
31-208
授業シラバス
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授業概要

 本演習では、食文化(Food Culture)・食産業(Food Industry)に関するさまざまな事例を取り上げながら、人と物との関係から人と人との関係へと視野を広げていきます。
 たとえば現代日本の外食産業について考察することは、現代日本の家族の「かたち」を可視化する契機にもなるでしょう。そしてそこから家族というコミュニティが、ときに経済を介して、必ずしも人間に幸福をもたらさない「かたち」――「放食」「崩食」「拒食」など――へと導かれることがあることも事実なのです。もちろんこれらは本授業が扱うテーマの一例にすぎません。おもてなし、ホスピタリティ、サービスといった人間の関係性を前提とするテーマについても考察することになるでしょう。時代、地域、経済、技術等の観点を視野に入れながら、「生きること」の問題へとつながる幅広い領野を、受講者の関心に応じて検討していく予定です。

授業計画

 [第1回]イントロダクション
 [第2回]導入――食文化研究の基礎理論
 [第3回]調理に関するケーススタディ
 [第4回]グループワーク
 [第5回]グループ発表(ないし個人発表)(1)
 [第6回]グループ発表(2)
 [第7回]グループ発表(3)
 [第8回]グループ発表(4)
 [第9回]グループ発表(5)
 [第10回]グループ発表(6)
 [第11回]グループ発表(7)
 [第12回]グループ発表(8)
 [第13回]グループ発表(9)
 [第14回]グループ発表(10)
 [第15回]総括