芸術論争の歴史

基本情報

科目名
芸術論争の歴史
プログラム
異文化接触
授業タイプ
講義科目
担当教員
真野宏子
曜日
木曜日
時限
5時限
教室
31-208
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

 ふたつの世界大戦をはさんだ20世紀、政治・社会が大きく変わるとともに芸術のなかからもそれまでの伝統を打ち破るべく、激しい変化を求めた運動が現れてきます。ただそれらはすぐさまあるいはゆるやかにでも承認を得られたものばかりでなく、今もって理解者の少ないものもあれば、各国の政治体制によって大きく制限されてきたものもあります。ここでは、第一次大戦から第二次大戦後の美術について、政治・社会・思想を巻き込み/巻き込まれつつ成立し展開した運動の様相を概観し、意義を探り、特質を考えます。

授業計画

1: 第1回
オリエンテーション:本講義の目的と概要

2: 第2回
第一次世界大戦と美術: イタリア未来派

3: 第3回
革命と美術: ドイツ表現主義

4: 第4回
第一次世界大戦と美術:ロシア・アヴァンギャルド

5: 第5回
第一次世界大戦と美術:スイスとドイツのダダ

6: 第6回
第一次世界大戦と美術:ニューヨークのダダ

7: 第7回
大戦間の美術:新即物主義

8: 第8回
大戦間の美術:シュルレアリスム

9: 第9回
革命と美術:メキシコ壁画運動

10: 第10回
第二次世界大戦と美術:全体主義の美術

11: 第11回
第二次世界大戦と美術:頽廃芸術

12: 第12回
第二次大戦後の美術:抽象表現主義

13: 第13回
第二次大戦後の美術:ネオ・ダダ

14: 第14回
第二次大戦後の美術:ポップ・アート

15: 第15回
まとめと理解度の確認