複合文化論系演習(感性哲学1(美と芸術の感性研究))
基本情報
- 科目名
- 複合文化論系演習(感性哲学1(美と芸術の感性研究))
- プログラム
- 感性文化
- 授業タイプ
- 演習
- 担当教員
- 山本恵子
- 曜日
- 木曜日
- 時限
- 4時限
- 教室
- 31-201
- 授業シラバス
- [シラバスへのリンク]
授業概要
芸術の本質が創造性にあるとすれば、その本質ゆえに、芸術の定義(「芸術とは-である」)は常に更新され続けなければならない運命にあります。なぜなら、既存の芸術を超えて新たな芸術が生み出されるときには、同時にそれに合う芸術の定義が新たに必要とされるからです。本演習は芸術作品を理解する基盤となるこの〈芸術の定義〉を問題にします。とくにデュシャン以降の現代アートをめぐる状況において一層複雑化する〈芸術の定義〉の可能性を探ることを目的とします。
授業の前半では、有益な議論を実現するために必要な基礎知識を蓄積するべく、20世紀後半のさまざまな芸術理論について論じられているテクスト(シンシア・フリーランドの著書『でも、これがアートなの?――芸術理論入門――』)を用いて授業を進めたいと考えています。この書は、古代・中世・近代・現代の基本的な芸術理論に加えて、ジョン・デューイ、ジャン・ボードリヤール、クレメント・グリーンバーグ、アーサー・ダントー、ジョージ・ディッキーら、20世紀の思想家・批評家たちの諸理論にも言及しています。
授業の中盤・後半では、現代アートの諸相の中から各自の関心に基づくテーマを自由に設定し、プレゼンテーションをおこなうこととします。
演習形式の授業ですから、現代アートを鑑賞する際の解釈の仕方や疑問について、受講者のみなさんが率直に意見を交換できる場にしたいと思います。
授業の前半では、有益な議論を実現するために必要な基礎知識を蓄積するべく、20世紀後半のさまざまな芸術理論について論じられているテクスト(シンシア・フリーランドの著書『でも、これがアートなの?――芸術理論入門――』)を用いて授業を進めたいと考えています。この書は、古代・中世・近代・現代の基本的な芸術理論に加えて、ジョン・デューイ、ジャン・ボードリヤール、クレメント・グリーンバーグ、アーサー・ダントー、ジョージ・ディッキーら、20世紀の思想家・批評家たちの諸理論にも言及しています。
授業の中盤・後半では、現代アートの諸相の中から各自の関心に基づくテーマを自由に設定し、プレゼンテーションをおこなうこととします。
演習形式の授業ですから、現代アートを鑑賞する際の解釈の仕方や疑問について、受講者のみなさんが率直に意見を交換できる場にしたいと思います。
授業計画
[第1回]イントロダクション:「おぞましいもの」のアート
[第2回]「コンセプチュアル・アート」
[第3回]「落書き」のアート
[第4回]現代アートの諸相
[第5回]プレゼンテーション(1)
[第6回]プレゼンテーション(2)
[第7回]プレゼンテーション(3)
[第8回]プレゼンテーション(4)
[第9回]プレゼンテーション(5)
[第10回]プレゼンテーション(6)
[第11回]プレゼンテーション(7)
[第12回]プレゼンテーション(8)
[第13回]プレゼンテーション(9)
[第14回]プレゼンテーション(10)
[第15回]総括
[第2回]「コンセプチュアル・アート」
[第3回]「落書き」のアート
[第4回]現代アートの諸相
[第5回]プレゼンテーション(1)
[第6回]プレゼンテーション(2)
[第7回]プレゼンテーション(3)
[第8回]プレゼンテーション(4)
[第9回]プレゼンテーション(5)
[第10回]プレゼンテーション(6)
[第11回]プレゼンテーション(7)
[第12回]プレゼンテーション(8)
[第13回]プレゼンテーション(9)
[第14回]プレゼンテーション(10)
[第15回]総括