複合文化論系演習(カルチュラル・スタディーズと人類学)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(カルチュラル・スタディーズと人類学)
プログラム
文化人類学
授業タイプ
演習
担当教員
松平俊久
曜日
火曜日
時限
3時限
教室
32-224
授業シラバス
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授業概要

 カルチュラル・スタディーズ(以下CS)は、「高級文化」(ハイ・カルチャー)ではなく、それまで学問的には等閑視されがちであった、TVや広告、映画、ポップミュージック、ファッション、アニメ、ゲームなどといった「大衆文化」(ポピュラー・カルチャー)を主たる対象としながら、私たちの日常生活(実践)との関わりのなかで「文化」を理解・考察していくことを基本とします。そのスタンスは、同じように「文化」を考える学問である文化人類学と無関係ではなく、むしろ両者には相互性がみられます。本授業では、そうした関係をもつCSと人類学の基本的な特徴を踏まえて、「文化」の多様性に触れ、その見方・考え方について一緒に学んでいきます。
 なお、本授業は講義ではなく演習であるため、受講者主体の授業形式となります。導入として数回講義をおこないますが、その後は受講者各自に、関心をもつ身近なテーマについて発表(プレゼンテーション)をしてもらいます。発表の際は、質疑応答の時間を設け、その内容について議論するだけでなく、講師からもコメントを出してフィードバックをします(場合によってはCourse Navi上のBBSを使用)。そして最終的には、発表内容を期末レポートとして文章化する作業をおこなってもらいます。

授業計画

1: 第1回 オリエンテーション(ガイダンス)
この回では、本授業の目的と概要、および発表の際の注意点などを説明します。また、発表日程についても決定します。

2: 第2回 カルチュラル・スタディーズと人類学(その1)
この回では、文化人類学について、その基本的な視座や方法論、カルチュラル・スタディーズとの関係などについて概説します。

3: 第3回 カルチュラル・スタディーズと人類学(その2)
この回では、カルチュラル・スタディーズについて、その基本的な視座や方法論、文化人類学との関係などについて概説します。

4: 第4回 表象文化論(文化表象としての西欧怪物)
この回では、講師の研究テーマである西欧怪物について、表象文化論という観点から講義をおこないます。

5: 第5回 受講者による発表(プレゼンテーション)
この回から、受講者に発表(プレゼンテーション)をしてもらいます。発表後にはそれぞれの発表について質疑応答(議論)をおこないますが、講師からもコメントを出し、フィードバックをします(場合によってはCourse Navi上のBBSを使用)。

6: 第6回 受講者による発表(プレゼンテーション)
同上。

7: 第7回 受講者による発表(プレゼンテーション)
同上。

8: 第8回 受講者による発表(プレゼンテーション)
同上。

9: 第9回 受講者による発表(プレゼンテーション)
同上。

10: 第10回 受講者による発表(プレゼンテーション)
同上。

11: 第11回 受講者による発表(プレゼンテーション)
同上。

12: 第12回 受講者による発表(プレゼンテーション)
同上。

13: 第13回 受講者による発表(プレゼンテーション)
同上。

14: 第14回 受講者による発表(プレゼンテーション)
同上。

15: 第15回 授業のまとめないし予備日
受講者による発表について総評し、授業の総括をします。なお、受講者の人数によっては、この回を発表日にあてる場合もあります。