複合文化論系演習(芸術思潮の越境)
基本情報
- 科目名
- 複合文化論系演習(芸術思潮の越境)
- プログラム
- 異文化接触
- 授業タイプ
- 演習
- 担当教員
- 馬場朗
- 曜日
- 金曜日
- 時限
- 4時限
- 教室
- 33-2-113教室
- 授業シラバス
- [シラバスへのリンク]
授業概要
映画『マイフェアレディ』の原作が、バーナードショーの『ピュグマリオン』であることを御存知の方もおられるでしょう。このショーの原作は、古代ローマの詩人オウィディウスのものに代表されるピュグマリオンの物語を踏まえています。それは、自らの彫り上げた彫像に恋をし、その想いをウェヌスの恩寵により叶えてもらう男の物語です。古代のこの物語は、やがて近世西欧において卓越した芸術家とその公的な保護を巡る物語として大きく脚光を浴びることになります。しかし古代のその原型とでも言うべきオウィディウスによる物語において(更にはその20世紀のショーによるその演劇版においてさえ)、実は「芸術」それ自体は中心的話題では殆どありません。この演習では、この物語の様々な資料(テキスト資料が中心ですが、絵画や彫刻そして音楽や踊りといった広範囲の資料にも触れていきます)になるべく多く触れながら、ピュグマリオンの物語の西洋世界での受容という文化現象のもつ複合的で越境的な有り様を理解していきたいと思います。
授業計画
第2回 古代ピュグマリオンについての参加学生による発表(1)
第3回 古代ピュグマリオンについての参加学生による発表(2)
第4回 中世ピュグマリオンについての参加学生による発表(1)
第5回 中世ピュグマリオンについての参加学生による発表(2)
第6回 18世紀ピュグマリオンについての参加学生による発表(1)
第7回 18世紀ピュグマリオンについての参加学生による発表(2)
第8回 18世紀ピュグマリオンについての参加学生による発表(3)
第9回 18世紀芸術論における触覚的視覚性についての参加学生による発表(1)
第10回 18世紀芸術論における触覚的視覚性についての参加学生による発表(2)
第11回 18世紀芸術論における触覚的視覚性についての参加学生による発表(3)
第12回 19世紀ピュグマリオンについての参加学生による発表(1)
第13回 19世紀ピュグマリオンについての参加学生による発表(2)
第14回 20世紀ピュグマリオンについての参加学生による発表(1)
第15回 20世紀ピュグマリオンについての参加学生による発表(2)
第3回 古代ピュグマリオンについての参加学生による発表(2)
第4回 中世ピュグマリオンについての参加学生による発表(1)
第5回 中世ピュグマリオンについての参加学生による発表(2)
第6回 18世紀ピュグマリオンについての参加学生による発表(1)
第7回 18世紀ピュグマリオンについての参加学生による発表(2)
第8回 18世紀ピュグマリオンについての参加学生による発表(3)
第9回 18世紀芸術論における触覚的視覚性についての参加学生による発表(1)
第10回 18世紀芸術論における触覚的視覚性についての参加学生による発表(2)
第11回 18世紀芸術論における触覚的視覚性についての参加学生による発表(3)
第12回 19世紀ピュグマリオンについての参加学生による発表(1)
第13回 19世紀ピュグマリオンについての参加学生による発表(2)
第14回 20世紀ピュグマリオンについての参加学生による発表(1)
第15回 20世紀ピュグマリオンについての参加学生による発表(2)