複合文化論系演習(日本地域言語研究1)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(日本地域言語研究1)
副題
日本語のバラエティ
プログラム
言語文化
授業タイプ
演習
担当教員
上野和昭
曜日
火曜日
時限
4時限
教室
32-227
授業シラバス
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授業概要

 現代日本語(共通語と地域言語)のいろいろな面を取りあげて検討する。春学期に扱うテーマは、「男ことば・女ことば」「幼児のことば・育児のことば」「専門のことば・仲間のことば」「若者ことば・キャンパスことば」「ことばのデフォルメ」「方言のイメージ」など。教科書『ケーススタディ日本語のバラエティ』に取りあげられた問題を、各班ごとに割り当てを決めて検討し、その成果を発表するという形で進めていく。それによって、現代日本の共通語と地域言語についての理解を深めたい。

授業計画

第1回 日本地域言語研究1「日本語のバラエティ」の構想
授業の進め方、班分けやそれぞれの分担について決定する。

第2回 共通テーマ「女のことば・男のことば」
それぞれのテーマについて検討する前に、共通テーマとして「女のことば・男のことば」を取りあげて、教科書の内容の検討と発展問題について考える。

第3回 各班の分担テーマについての検討
各班に分担されたテーマについて、それぞれの班で検討し、どのような発表にするかを検討する。

第4回 「幼児のことば・育児のことば」についての発表と討論
第一班の発表と討論

第5回 「専門のことば・仲間のことば」についての発表と討論
第二班の発表と討論

第6回 「若者ことば・キャンパスことば」についての発表と討論
第三班の発表と討論

第7回 「ことばのデフォルメ」についての発表と討論
第四班の発表と討論

第8回 「方言のイメージ」についての発表と討論
第五班の発表と討論

第9回 「東の方言・西の方言」についての発表と討論
第六班の発表と討論

第10回 「気づかれにくい方言」についての発表と討論
第七班の発表と討論

第11回 「新しい方言・古い方言」についての発表と討論
第八班の発表と討論

第12回 「方言と共通語」についての発表と討論
第九班の発表と討論

第13回 「ことばの切りかえ」についての発表と討論
第十班の発表と討論

第14回 オンデマンド授業「秋山郷方言の歴史と現在」その1
地域言語の典型的なものとして「秋山郷方言」を取りあげて、その地域性や方言について紹介する。

第15回 オンデマンド授業「秋山郷方言の歴史と現在」その2
前回につづいて、同方言の文法や語彙の面について説明する。