複合文化論系演習(日本地域言語研究2)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(日本地域言語研究2)
副題
日本語のバラエティ(その2)
プログラム
言語文化
授業タイプ
演習
担当教員
上野和昭
曜日
火曜日
時限
4時限
教室
33-2-210
授業シラバス
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授業概要

 現代日本語(共通語と地域言語)のいろいろな面を取りあげて検討する。春学期に扱うテーマは、「敬うことば・へりくだることば」「上品なことば・下品なことば」「忌避することば・慶弔のことば」「サービスのことば」「喜怒哀楽のことば」「話しことばと書きことば」など。教科書『ケーススタディ日本語のバラエティ』に取りあげられた問題を、各班ごとに割り当てを決めて検討し、その成果を発表するという形で進めていく。それによって、現代日本の共通語と地域言語についての理解を深めたい。

授業計画

1: 第1回 日本地域言語研究1「日本語のバラエティ」(その2)の構想
授業の進め方、班分けやそれぞれの分担について決定する。

2: 第2回 共通テーマ「敬うことば・へりくだることば」について
それぞれのテーマについて検討する前に、共通テーマとして「敬うことば・へりくだることば」を取りあげて、教科書の内容の検討と発展問題について考える。

3: 第3回 各班の分担テーマについての検討
各班に分担されたテーマについて、それぞれの班で検討し、どのような発表にするかを検討する。

4: 第4回 「上品なことば・下品なことば」についての発表と討論
第一班の発表と討論

5: 第5回 「忌避することば・慶弔のことば」についての発表と討論
第二班の発表と討論

6: 第6回 「サービスのことば」についての発表と討論
第三班の発表と討論

7: 第7回 「喜怒哀楽のことば」についての発表と討論
第四班の発表と討論

8: 第8回 「話しことばと書きことば(音声編)」についての発表と討論
第五班の発表と討論

9: 第9回 「話しことばと書きことば(文字編)」についての発表と討論
第六班の発表と討論

10: 第10回 「論文・レポートのことば」についての発表と討論
第七班の発表と討論

11: 第11回 「メール・ネットのことば」についての発表と討論
第八班の発表と討論

12: 第12回 「マンガ・雑誌のことば」についての発表と討論
第九班の発表と討論

13: 第13回 「ゆれていることば」についての発表と討論
第十班の発表と討論

14: 第14回 オンデマンド授業「伊豆松崎方言の音韻と文法」
地域言語の典型的なものとして「伊豆松崎方言」を取りあげて、その地域性や方言について紹介する。

15: 第15回 オンデマンド授業「三浦半島言語調査2005」
学生による地域言語調査の実例を解説する。