複合文化論系演習(日本人とキリスト教)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(日本人とキリスト教)
プログラム
感性文化
授業タイプ
演習
担当教員
宮崎文典
曜日
火曜日
時限
2時限
教室
32-322-1
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

日本におけるキリスト教徒の数はけっして多いとはいえません。また、キリスト教の教理を詳しく、深く知る日本人もけっして多くはないでしょう。この点では、多くの日本人にとって、キリスト教はそれほど縁の深いものではないように思われるかもしれません。
 しかし、日本は近世以降、西洋のさまざまな制度、技術、学問、習俗等を導入していき、こうした動向は(特に明治以降については)「和魂洋才」という旗印のもとで推進されてきましたが、西洋の制度や文化はキリスト教的な世界観や思考法と不可分のものです。この点に注意すると、日本人とキリスト教とのかかわりは、表面的な印象以上に深いものと考えられます。
 そこで、本演習では〈日本人とキリスト教とのかかわり〉という観点から日本の文化、そして日本人の思想や思考様式を原理的に理解することをめざします。近世以降の各時代における日本人とキリスト教との接触、キリスト教との深いかかわりが認められる社会制度や習俗、文学、思想などが具体的な考察対象となるでしょう。

授業計画

1:
第1回:オリエンテーション
授業の目的と方針について/受講者の発表スケジュールの決定
2:
第2回:導入①
日本人のキリスト教へのアプローチ:遠藤周作の議論の検討
3:
第3回:導入②
日本人とキリスト教の接触、その最初期
4:
第4回
受講者による発表とディスカッション
5:
第5回
受講者による発表とディスカッション
6:
第6回
受講者による発表とディスカッション
7:
第7回
受講者による発表とディスカッション
8:
第8回
受講者による発表とディスカッション
9:
第9回
受講者による発表とディスカッション
10:
第10回
受講者による発表とディスカッション
11:
第11回
受講者による発表とディスカッション
12:
第12回
受講者による発表とディスカッション
13:
第13回
受講者による発表とディスカッション
14:
第14回
受講者による発表とディスカッション
15:
第15回
受講者による発表とディスカッション/まとめ