複合文化論系演習(生活環境感性論1(衣食住の感性研究))

基本情報

科目名
複合文化論系演習(生活環境感性論1(衣食住の感性研究))
副題
衣食住の思想を再考する
プログラム
感性文化
授業タイプ
演習
担当教員
伊野連
曜日
水曜日
時限
3時限
教室
32-324
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

衣食住は人間の文化的生存の最も根底的な基盤です。この授業では、その衣食住の思想についてあらためて考察することを目的としています。我々が何気なく考えている衣食住について再検証することで、今まで見えていなかった問題点が見えるようになるかもしれませんし、また、そのことで我々の生活がより良いものになるかもしれません。そうした可能性を模索することがこの授業のねらいです。
 メインのテーマとして、「食」について再考します。食は言うまでもなく、我々の生存を成り立たせる第一の要素です。近年の食品偽装報道や、環境倫理的視野に基づく持続可能社会について考察します。
 サブテーマとして、衣に関しては「モード」を、住に関しては「建築」を、それぞれ補足的に採りあげます。
 また、今年度も茶道の体験授業を実施したいと考えています(予定。なお、2014年度は2回実施)。

授業計画

1:
第1回
イントロダクション 衣食住の感性とは
2:
第2回
食について1 「食」の構造と食品産業のグローバルな管理(その1)
3:
第3回
食について2 「食」の構造と食品産業のグローバルな管理(その2)
4:
第4回
食について3 持続可能な世界の食料需給(その1)
5:
第5回
食について4 持続可能な世界の食料需給(その2)
6:
第6回
これまでのまとめ
7:
第7回
食について5 食とくらしの人権(その1)
8:
第8回
食について6 食とくらしの人権(その2)
9:
第9回
食について7 持続可能な消費と消費者運動(その1)
10:
第10回
食について8 持続可能な消費と消費者運動(その2)
11:
第11回
これまでのまとめ
12:
第12回
衣について モードの感性哲学
13:
第13回
住について 建築を作る文化的な枠組み
14:
第14回
全体のまとめ
15:
第15回
教場レポート作成・提出